【感想・ネタバレ】聖い夜の中でのレビュー

あらすじ

事件はクリスマスに起きた! 父母のいない淋しい聖夜を過ごすひろむは、サンタクロースと街で出会った。が、その正体は、看守を撲殺して脱獄をした岩野昌造だったのだ。人質にとらわれた無垢な幼児と、サンタに扮した殺人鬼。緊迫の逃走の結末は?(表題作)――逝去した後も、根強い人気を博す著者の《最後の事件簿(ファイナル・ミステリー)》。卓抜な心理を巧緻に描いた美しい結晶の数々。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

仁木悦子最後の短編集です。
犯罪を扱う小説なので、悲しい結果もあるのですが、
それでも読後感がよいのは、希望を感じることが出来るからでしょうね。
主人公たちの暑苦しくない前向きさが、「軽さ」とは違う爽やかさを与えてくれます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

クリスマスの夜、服役中の殺人犯・岩野昌造が脱獄した。着替えを調達
しようと忍び込んだ事務所で見つけたのはサンタクロースの衣装だった。
逃亡の途中、岩野は一人の男の子に出会う。サンタに出会えたと純真に
喜ぶ少年を人質にした逃走劇の結末は…!?表題作ほか、女流ミステリー作家
としての草分けである著者が晩年に遺した珠玉の短編集。

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2009年10月07日

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