【感想・ネタバレ】緒方洪庵「実学の精神」を語るのレビュー

あらすじ

時代を変える一流人材を育てたのは、理想に燃える小さな私塾だった!

福沢諭吉、大村益次郎、橋本左内……当時、最先端の学問だった蘭学を通して明治維新における一流の人材を育てた「適塾」。
時代を変えた小さな私塾の理想と情熱―――その実学の精神と新しい教育ビジョンが、ここに。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アメリカが実学主義であり、実学の勉強に長けていることは、見習うべきところがあると思う。
緒方洪庵が言っていたように「学問によってに人は変わることができる」から、それくらい実学は重要であると分かった。

しかしそれだけでは不十分で、特に理系の人材は霊的視点が実学を勉強しすぎることによって、すっぽりと抜けてしまう可能性が高い。それは、私も実感することが多いことから世界共通の課題であると思う。霊言の終わりには宗教と理系人材は互いに歩みよらなければならないとあったように、どちらかに偏ることなく勉強しなければならないし、それぞれを勉強するものが互いに協力し理解し合いながら、発展していくことが理想的であるという事がよく分かった。
 いちばん印象に残っているのは、学問によってヒトは変われるという言葉だ。全ての人が学ぶことの中にも、そのような力があるということを知り、こんなにも身近に溢れている学問に、何か1つでも高みをめざすということを目標としようと思った。

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2020年03月25日

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