あらすじ
変化の速い現代社会においては、今日釣れた魚が、明日も同じ方法で釣れるとは限りません。
こういう時代を生き抜くためにもっとも必要なのは、「自分で考える力」を養うことです。
本書は「偏差値30からたった半年で全国1位」「初めて書いた小説を100万部売り上げる」など、次々とアイデアを考え出し、「クロスメディア時代の寵児」との異名をもつ著者が、20年以上かけて体系化した「自分で考える」ための理論と実践の教科書です。
□誰も思いつかない斬新な企画を出したい
□やりたいことを実現できるようになりたい
□周囲から高く評価される実力を身につけたい
そんな方々に必要不可欠な武器となる、「魚の釣り方を自分で考える方法」を指南します!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
字数は少なかったけど、内容は良かった。
誰にも左右されない自分の作り方のノウハウが書かれた本。
要は物事は中立で、その物事をどう判断して解釈するのは自分次第という事。
なにか自分が解釈したことと違う解釈の仕方が出来て、価値観を広げられるヒントになることが盛りだくさん。
勉強なった。
心の底から欲しいものをゴールに据えれば、どんな逆境にあっても意欲を失うことはない。
自分が本当に欲しいものを、本当にやりたいことをゴールに据える。
人間に不可能はない「必ず実現できる」を前提に意欲を失わずゴールに向かって進む限り、なにかしら答えを見つけ出すように考える続けるもの。
アイデアと言うのはすべて、自分の経験に基づく「記憶」に他ならない。
物事に決まった見方はない。
いついかなる時も「なぜ?」と言うクエスチョンを投げかけ真理を探究することで、考える力が付く。
「決まりごとだから」「ルールだから」と言いたい場面で、そういう言葉を絶対に使わず「なぜ?」と問おう。
見たもの全てを瞬時に言葉にしてみる。
情報のグループ分けをする。
主観的か客観的かを解するトレーニング。
一つのものの用途をたくさん考えてみる。
例えば新聞なら、読み物、掛け布団、雑巾、お洒落なティッシュ箱、丸めてバット、ゴザ、宅急便での空きスペース埋めなど。
身の回りにあるものを「◯◯の様な」と例えてみる。
一人ディベートをしてみる。
そうすることによって価値を多様化出来る。
色々な本を乱読してみる。
眺める様に読んでもいいし、熟読してもいい。
日常のルーティンから抜け出す。
いつもと違う店、いつもと違うメニュー、いつもと違うルートで走るなど。
なぜ今この作品が人気なのか?ということを考えながら、売り上げランキング1位の本を読んでみよう。
例えば本を売る時、文中になにかしらの商品を出演させ、その商品を現実で作り販売する。
顧客側としては「商品化される程の物だからその本は人気商品であるに違いない」という心理が働くことにもなる。
Posted by ブクログ
「自分で考える力」を鍛える本。読みやすく、ためになる良書。
物の使い道を30通り考えるトレーニングは面白かった。
行き詰まったときは、物事を見る視点を変えることで可能性が広がっていく。
Posted by ブクログ
ふーむ。
題名が 秀逸。
切り口の設定が うまいのですね。
いかにも、やり手ですが。
正解はない。
自信を持て。
そして、多面的に 考えることだ。
何よりも、なぜ?
と思うことが 一番大切なのだ。
スラスラ読めて、すらすら通り過ぎていく。
おもしろそうだけど、
あまりつきあいたくないタイプかも。
Posted by ブクログ
お腹がすいている人に魚を与えてはいけない。魚の釣り方を教えろ!
という話は聞いたことがあると思うけど、動きの速い今の時代に「釣り方」を教えても、次にその方法で魚が釣れるとは限らない。
それなら「釣り方」を教えるのではなく、「釣り方」を考える習慣や頭の使い方を教えようという考え方。
まずは自信をもつこと、そして、この世に唯一絶対のものはないということを理解する。
自分のゴールである出口を明確にして、意欲をもち、経験や知識を増やして、自分のこと、ゴールのことを分析していくことで、自分で考えることができるようになる。
ここでおもしろかった例え。
普遍の原則と思われている1+1=2でさえ、解釈を変えれば2にはならないこともある。
コップ1杯の水と、コップ1杯の水、足したら本当に2杯の水になるのか?
おおきなコップに入れれば1+1=1になる。
という話。
解釈を変えれば、頭の中に革命が起きる!
日頃から、全てのことに対して、いろんな見方でみる癖をつけておけば、自分の幅が広がります!
Posted by ブクログ
確かに、これだけ変化の激しい時代、「魚の釣り方」を教えたところで、その方法ではすぐにが釣れなくなる可能性がある。正しいのは「魚の釣り方を自分で考える方法を教えること」かもしれませんね。そのためには、この本にも書かれていますが、今使われている方法を知る必要もある。
いくつかの事例も書かれているので、自分に当てはめてやってみようと思います。