【感想・ネタバレ】会社の業績の9割は課長で決まるのレビュー

あらすじ

いま、部下が「定着しない」「成長しない」ことで悩んでいるマネジャーが増加しています。
一方で、「ゆとり教育世代」をはじめとする若手とのコミュニケーションギャップに悩むマネジャーも続出しています。
著者は20年近く、人事コンサルタントとして、これら現場の問題に取り組んできました。
近年では、企業内メンター制度(配属部署の上司とは別に指導・相談役となる先輩社員が新入社員をサポートする制度)で、次のような顕著な実績を出しています。
[業種]携帯電話の販売代理店
前年まで:毎年、半数の15名前後が退職していた
1年目:30人採用、退職者1名
2年目:30人採用、退職者1名
3年目:15人採用、退職者2名
4年目:1年目採用の社員が店長に就任
その中で確立してきたのは
「マネジメント能力で最も重要な能力」は「相手のことを考える能力」だという考え。
これは、メンター制度の中で、新入社員の指導・相談役となっていた人間が、実際、のちにマネジャーとして非常に高い能力を発揮していることからもうかがえます。
ワーカーとして結果を出していた人間がマネジャーに就いたとたん、チームがガタガタになることが多いのも、この“相手のことを考える”という視点が欠けているからなのです。
特に、「プレイングマネジャー」が大半となる中小企業では、非常に多い傾向といえるでしょう。
本書では、「チームマネジメントや部下育成に悩む課長(プレイングマネジャー)」向けに、その能力をどう高めるかを解説。
具体的には、“相手のことを考える能力”をそれぞれの章に落とし込み、その考え方、身につけ方を、わかりやすく教えます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

内容は面白く興味深いことが多かった。部下とのコミュニケーションや育て方について、心理学の視点で分かりやすく書いているので、今まで読んでいたようなビジネス書にくらべると、新しく、手法としても有効なように感じた。ただ、最初はフムフムとうなずきながら読んでいたのが、最後の方はなんとなく惰性で読んでしまった感じがあった。その辺は本の内容からなのか、読んでいる自分が集中していなかったのかよく分かりませんが・・・。

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2012年06月12日

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