【感想・ネタバレ】王様に捧ぐ薬指 ４のレビュー

わたなべ志穂

豪華ホテル「ラ・ブランシュ」のウェディングプランナー・綾華は超美人で性格は最悪、「悪女」と呼ばれていた。そんな彼女にある日、新オーナー・東郷が突然のプロポーズを！街の権力者・新田一族の跡取りである「王様」東郷は、政略結婚回避のための「偽装結婚」できる相手を探していたのだ。
喧嘩腰で承知した綾華だったが、一見傍若無人な金の亡者・東郷の素顔を垣間見る内に惹かれていく。東郷もまた、「悪女」と言われる綾華の本当の顔を見抜いていて…！？
「偽装結婚」から始まった恋、素直になれない二人は本物の「夫婦」に成長できるのか！？
綾華と東郷の深まる絆に、ついに東郷の母・静が牙をむく…！？急展開の第4巻！

[ブクログ · ★★★☆☆]

偽装結婚から始まった綾華と東郷。3巻は子供問題から。東郷は子供嫌いそうだなーとは思ったけど、綾華が嫌いじゃないのが意外だった。温泉社員旅行はいつも通りすれ違ってケンカしてたけど、仲直りの過程がなんか良かった。後半は綾華の叔父さん出てきたり、東郷の元カノ出てきたり。東郷も嫉妬するんだーって思ったけど、自分は嫉妬するくせに自分の女関係は悪びれないのなんか嫌だな。東郷の継母の執着はなんなんだろう？怖い。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ケンカして仲直りして、いつも通りなんだかんだとラブラブだった（笑）社員旅行で温泉に行く話とか、元カノや叔父が現れて波乱を起こしてくれる展開はいつも通り。ラストに東郷母の話があって彼女の存在がラスボスだと実感。母とのことが解決したらこの話の終わるのかな？もう少し続くらしい。