【感想・ネタバレ】自分を活かす心理学 なぜわざわざ辛い人生を選ぶのかのレビュー

あらすじ

誰もが“心の癖”を持って生きている。それは、幼い頃から、親や育った環境によってつけられたものである。ところが、これが、“不安”を生み出す「心の傷」になってしまっている人が多くいる。彼らは、自分に自信が持てず、劣等感にさいなまれながら、自分の心の中のせまい宇宙の中で、一喜一憂している。神経症的性格といわれる人々である。本書では、この、「不安で仕方ない人々」に、自分がとらわれている不安や緊張は、生来のものではなく、嫌々ながら身につけさせられたものであること、また、その不安は、「常に人の期待を裏切らず、それによって喜びを得る自分」から、意識的に逸脱することによって、解きほぐすことができるということを、やさしく、具体例をあげながら、解き明かして行く。自分の小さな意識の中だけで世の中を考え、いつもビクビクしていては、人生はいつまでも闇である。閉ざされた心に風穴をあける、著者ならではのメッセージ。

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Posted by ブクログ

刊行自体は古いけど、良い言葉が沢山ある。
引用「この本では自分を大切に扱うことを考えた。他人を尊敬するように自分を尊敬したっていい。他人の弱点に寛大になるなら、自分の弱点にだって寛大になっていい。
この本は、さらに深く自分を理解し人生の課題を解決するためのものである。
人生を退屈ではなくて興奮に満ちたものにするにはどうすればよいのか、そのことをこの本では考えてみた。たった一度の人生を悲観論者で生きることもない。」

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2025年03月11日

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