【感想・ネタバレ】神官は王に愛されるのレビュー

あらすじ

この想いは許されない―それを知りつつも、冴紗は今日も自分の住む神殿から遠く離れた王宮へと向かう。王宮で待つのは冴紗の愛する人…羅剛王。男らしく猛々しい王は、自ら冴紗を神殿に追いやっておきながら、ことあるごとに呼びつけ、いつも辛くあたる。嫌われていてもずっとそばにいたかった…神官などになりたくなかったのに…。あるとき、羅剛王と他国の姫君との婚礼話を耳にし、冴紗の心は乱れる―。激しく切なくそして甘い、一途なロマンス。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

攻め:羅剛王
受け:冴紗


”虹の髪、瞳を持つ物は貴い”伝説のある国の話、、、?(だよね?)
その虹の髪と瞳を持つがゆえに『聖虹使』となるように神官としての職務を全うしようとしている冴紗は、けれど密かに王である羅剛王を慕っていて、、、。


吉田先生、初読み。
付録でこのCDを聴いていて(羅剛王は中井さん)そのファンタジー性は知ってはいたけど、いや、ファンタジーでした。
そして、気持ちだけを延々と綴って切なさを煽る作品だった。
もちろん、その世界観や状況などを説明するための描写はあるんだけど、心理描写作戦??あまりにも切なくて、引いた。
挿絵が高永先生で良かった。それだけで中断しそうになったのを最後まで読めた。


結論、、、やっぱり、私、こういう独特な世界観のをあえて読まなくてもいいかな、って。いや、別に読んでもいいんだけど、わざわざ今後買ってまではきっと読まない。時間があって読む物がなければ、、っていう基準。

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2013年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんだか、もの凄い卑屈な受の冴紗に始終イライラしちゃったんですが、色んな意味で暑苦しすぎる攻の羅剛にもイライラします。
割と、どっちを見てもイラついてしまったので、中々ページが進まずに参りました。
やばい……これは外れかも……という思いに拍車をかけたのが文章。
微妙に読みにくい文章にさらに拍車をかけてくる、登場人物の独特の言葉遣い。端的に言えば古くさい言い回しなんですが、これは読み進めると意外とクセになります。
王様、23歳なのにどこぞのエロオヤジのようです、喋り方が。

で、傲慢で短気な攻もあまり好きではない上に、受がこれまた『麗しい、なよやか、華奢、女性と見紛うような』みたいな描写がえんえんと続く……。
一昔、二昔前に流行ったBLの流れというか……全体的にちょっとレトロなにおいがします。
とはいえ、展開が丸見えな安心感はたまりません。
良い意味でテンプレ通りなので、全体通して心穏やかに読めます。
最後の方になってくると、なんかもう勝手にしてくれという気持ちになるというか、単にすれ違ってるだけのラブラブカップルじゃ……と。
毒気抜かれて、これはこれで結構面白いんじゃない?
という結論に至りました。

0
2012年04月25日

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