あらすじ
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コンテンツマーケティングのすべてがわかる。
生活者の購買行動が大きく変化している。誰もが買い物をする前に、口コミサイトのレビューをチェックする。プッシュ型広告で商品を売り込んでも、顧客はそれを無視するようになっている。従来のマーケティングはもう「効かない」のだ。売り手も買い手も疲弊する情報過多時代。重要なのは顧客起点のコミュニケーションだ。
「表立って宣伝しない」「見込み客に見つけてもらう」古くて新しいマーケティング手法、それがコンテンツマーケティングだ。
米国ではコカ・コーラ、P&Gといったマーケティング先進企業だけでなく、中堅・中小・スタートアップ企業が積極的に導入している。コンテンツマーケティングとはどんな取り組みか?どんな効果があるか?費用はどうか?運用のコツは?成功するポイントは?本書では、国内・海外企業の事例紹介を交え、コンテンツマーケティングの全貌をわかりやすく解説する。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
R3.12.19
コンテンツマーケティングをよく知らなかったため、背景、なぜ必要か、今後どうなっていくか、事例、他のWEBマーケティングとの比較など少し実践も踏まえて説明していてわかりやすい。
・ホワイトペーパー(より専門に)
・E book(ライトに)
・コンテンツ×SNSは相性が良い
Posted by ブクログ
【お仕事本】マーケティングに興味があり仕事とはさほど関係がないもののマーケティング関連本を読むようになった。イラストやグラフを使い、わかりやすくコンテンツマーケティングについて紹介してある本書。コンテンツマーケティングとは見込み客をwebサイトに引きつけ資料請求や商品、サービスの申込みを行ってもらうマーケティングの手法だ。取引先などクリーンなイメージの企業はこれをほぼクリア出来ている気がする。巻末のコンテンツマーケティング診断を試みたところうちの職場は400/249だった。まだまだ改善の余地がありそうだ。
Posted by ブクログ
かなり前に読んだ本でしたが、オウンドメディアの走りですが、今でも年配のいる世代や購入決定権を持つ人たちが年配の人が多いマーケットではなかなか動かない。。 動いても少額が続いています。 反対に考えるとそれを続けることが成長につながるので根気良く続けてゆこう!
Posted by ブクログ
「コンテンツマーケティングとは、見込み客をウェブサイトに引き付け、資料請求や商品やサービスの申込みを行ってもらうマーケティングの手法だ。見込み客を引き付けるために、ブログ、ポッドキャスト、動画、オンラインセミナー、PDF形式の小冊子、ホワイトペーパーなど、顧客が読みたくなるコンテンツを作成していくことが重要である。このように、コンテンツが重要な役割を果たすことから、コンテンツマーケティングと呼ばれている。」
著者の体験も含め、事例が豊富に紹介されているのが本書の特徴。
「イノーバの収入源は、企業にコンテンツマーケティングのノウハウを提供しつつ、コンテンツの制作や運用を支援するソフトウエアを販売することである。コンテンツマーケティングのノウハウは、我が社の生命線だ。しかし、私はコンテンツマーケティングのノウハウを読者に無料で発信してくことにした。
コンテンツマーケティングでは、製品やサービスを直接売り込むのではなく、『教える』ことに重点を置くべきである。一見すると機会損失に思えるが、無料で有益な情報を提供することが、長い目で見るとブランド力を高め、売り上げを増やすことにつながる。自社のノウハウや強みを公開することで、その分野のエキスパートとして評価が高まる。そうなると、顧客が自然に集まってくるはずだ。そう信じていた。
コンテンツマーケティングを成功させるには、付加価値の高いコンテンツを継続的に提供していくことがカギとなる。しかし、この『継続』が負担になり、しかも読者やフォロワーが集まるまでには時間がかかるため、途中で挫折するケースが多い。私も当初は非常に苦労し悩んだ。
ところがブログを地道に継続していく中で、私の取り組みに共感する熱心な読者の数人が、コンテンツづくりに参加してくれるようになっていったのだ。コンテンツを発表するためのプラットフォームを私が用意し、読者が自発的にコンテンツを制作して拡散してくれる。社員は私1人であったが、チームでブログを発信できる体制ができていった。」
babytopiaからの教訓
キュレーターとしての顧客の心つかむ5つのポイント
1.ECとメディアのバランスを取る
2.世の中で知られていない情報をいち早く発信
3.赤ちゃん動画を積極的に紹介
4.辛口のコラム記事を掲載
5.カテゴリー設計の工夫
・メディアとして情報発信を主目的としたカテゴリー
・アクセスを集めるための大衆的なコンテンツを紹介するカテゴリー
・ニュース記事に関連し、浅川氏の意見を述べるカテゴリー
・キュレーターとして自らの権威付けを行うカテゴリー
・販売促進につながる商品紹介カテゴリー
・商品を選ぶための情報を整理したバイヤーズガイド