【感想・ネタバレ】これからデータ分析を始めたい人のための本のレビュー

あらすじ

あなたの会社はデータを「武器」にできていますか?本書では、社内にあるデータを活用したいがどこから手をつければよいかわからない、あるいは、これから有用性のあるデータ収集を行うことで経営改善をしていきたいと考える人に向けて、気鋭のデータサイエンティストが、ビジネス価値につなげるデータ分析について平易に解説する。著者がデータ分析先進国であるアメリカで培った豊富なノウハウを活かしながら、日本企業がデータ分析を導入する際に必要な考え方、組織のつくり方・動かし方について具体的に紹介。データ分析の最大の恩恵である意思決定の最適化はもちろん、戦略なき経営、部分最適の弊害と全体最適の欠如、多様性の不在やリーダーシップの欠如等、多くの企業で経営の足を引っ張っている問題の解決の糸口になりうる「会社を変えるデータ分析」について、初心者にもよくわかる一冊。

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Posted by ブクログ

再読。データサイエンスって専門的に思われがちだけど、実は社内交渉などのビジネススキルの方が大事だったりするなぁと。中学レベルの数学でも分析できる内容はあるしね。データサイエンスのプロジェクトをロケットの発射に例えていたが、発射台の整備をきちんとできる「データサイエンティスト」になりたい。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

一から統計学を始めるに当たり、心構えを解りやすく解く。
この手の本では、理解しやすい。ビギナー本。

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2014年05月06日

Posted by ブクログ

本書は、データ分析を成功させるために必要な条件や、社内の組織作りや、現場レベルとのやり取りの重要性などについて説いている。加えて、データ分析結果の現場への適用方法についての説明に力が入っている。

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2014年06月30日

Posted by ブクログ

 データ分析を始めたくても始める武器を持ってない。その方法が書かれていないのが残念。
 
 饅頭で言えば皮だけ、中身がないものを饅頭とは言えない。もう少しデータ分析前の資料の整え方の説明が欲しかった。

 日本におけるデータ解析は世界から一歩も二歩も劣るという。そして世界を相手にするのならば世界に目を向けなければともいう。その結果、日本におけるデータ解析方法が世界のデータ解析に駆逐されやがて日本には世界のデータを食い荒らす解析法が群がるのだろう。その中にビックデータを操る人々がいる。

 分析の解釈は結局その解析者の主観へと流れてしまい本当の役に立つ解析がないがしろになりそうだ。主観はその国の文化により変化するその基準を建てることからこのビックデータを利用とするデータ分析の行き着くところが見えそうで怖い。その国のデータはその国の宝とならなければならないしかしこのビックデータプロジェクトにより国々の宝がある一つの組織に集中する可能性を否定できない。だからこそもっと自国民の理解を深めるための場が大切だろう。その場ができてこそ本当のデータ社会になってもらいたい。

 シンプソンのパラドックス

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2014年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

分析の目的やリスクや特徴を考えて行う事が重要。
シンプソンのパラドックス
オーダーオブマグニチュード

企業におけるデータ分析の基礎知識、考え方、進め方について記載した本。
初めの一冊としては参考になる。

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2014年04月19日

Posted by ブクログ

データ分析の手法について書かれた本。
データ分析とはいっても、そもそも課題、目的が無いと
やっても意味が無い。

実践されている方の著書で、
データ分析の流れを簡単に把握するには充分な一冊。

【勉強になったこと】
・データ分析の最大の恩恵は、「意思決定プロセスの最適化」

・データ分析で一定の効果を上げている企業の特徴
 1. 分析対象データと分析基盤がある
 2. データ分析の目的と現状の経営課題を理解できている
 3. 先端技術を持ち認識力のある実行部隊がある
 4. 経営層がリーダーシップを持ってプロジェクトを支援している
 5. 気概と発想力のあるメンバーが組織として
  高いパフォーマンスを発揮している

・データ分ン席の土台を構成する6要素
 目的(企画構想)の立案
 データ分析によって解決すべき課題の認識と優先順位づけ
 構造化データ、センサー情報やログを取得するIT基盤
 分析対象となるデータ
 データ分析のためのSW、HW
 課題解決へのリーダーシップと情熱

・データ分析プロジェクトのリーダーに必要なリーダーシップ
 プロジェクト全体を見通す構想力
 周囲を巻き込む現場力
 統計学とデータ分析の基礎知識

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2014年02月16日

Posted by ブクログ

記述内容のレベルにムラがあるのが残念。第三章だけの方が(実例として第一章をからめて)いい本になったかも。

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2014年02月08日

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