あらすじ
生きることについて考えたブッダの教えは、数千年が経っても常に新しい。妄想し、依存し、怒り、さまざまないのちから布施を受けながら返していない。そんな生き方をしているから幸福にならないのだ。ブッダの教えを学び、自分で確かめ、「いま・ここ」に生きることで、幸福への道がわかるようになる。スリランカ仏教界の長老が、日常に役立つブッダの教えを一日一話形式で説く。智慧とは、特別に「何かがある」ことではありません。じつは、「何もない」ことなのです。心の中に、ある価値判断や尺度をもっていると、それに当てはまるものしかみえません。何か知識にしがみついていると、それで頭がいっぱいで、他のものが入らなくなってしまいます。頭の中に何もない場合は、そのときそのとき、何でも入ってしまい、理解がはやいのです。さらに、得たものに執着しないでもち運ばないのが、智慧のある人なのです。などなど。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【読み終えた時】
明日から頑張ろ( ̄▽ ̄)
【これから読む人へ】
宗教が違っても安心して読める本。
人としての在りようを考えるようになれます。
何回読んでも、毎回何かを得られる大切な本です。
Posted by ブクログ
本屋さんでたまたま手に取った本。久々に、自分の価値観にインパクトを与えるような本に出会いました。仏教、おもしろいな~。
過去や未来、他人や他人からの評価に執着せずに、いまの自分にできることをしっかりやっていくことの大切さを、教えてもらいました。
Posted by ブクログ
鞄に入れて毎日1、2ページ分ほど読んでいる。ブッダの教えを断片的ながら学ぶことができる。おかげで、心を穏やかに保ち、強欲も少し和らいできたかな。感情の赴くまま怒っていたのが、格段に怒らなくなった(語気は強まることもあるけどね)。初期仏教・原始仏教のブッダの教えに出会えて本当によかったと思う。他の仏教書もあわせて読んで学んでいるが、あとは実践していかないと…。
Posted by ブクログ
ブッダの教えを現代人向けに、一日一話形式でまとめた本。
言っている意味が深くて、抽象的なこともあり、一話一話じっくり考えながら読まされる。
気軽に仏教の思想に触れられる一冊。
Posted by ブクログ
人は日々何かをしなければと悩んでしまうもの。
そういう時は今に集中すること。
今何をしているか、どんな感情なのかを、心の中で呟けば落ち着きを取り戻せる。
目の前の小さな一つ一つの行為の動詞を頭の中で声に出して呟き、物事を完璧に行おう。
加えて、「今だからこそすべきこと」を考えそれに集中する。
未来や過去について妄想することで疲労しないこと。