【感想・ネタバレ】超能力者のいた夏のレビュー

あらすじ

都内の高校で問題を起こし長野の私立学園に転入した高校生、高那聡。成り行きで入った山奥の寮『清流寮』で彼を待っていたのは、番長と恐れられる小柄な美少女津浦翼と、不思議な能力を持つ8人の寮生たちだった。 だがその能力とは、リモコン人間やら中途半端な幽体離脱やら、どれも役に立たないものばかり。彼ら彼女らの能力に翻弄されながらも高那は寮での新生活をはじめるが、不吉な予言は彼が重傷を負うと告げ……。 <寄る辺なき弱者が集う、イカれたこの世の果て>清流寮で繰り広げられる、笑いと涙の青春ストーリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

こうゆう作品を読みたかった。
ストライクゾーンど真ん中の青春物です。

超能力という素材をとおして生まれる悩みやら傷を背負う少年少女。
若者らしく、苦しんで間違ってそれでも悩んで答えを出していく姿が胸を打ちます。

会話も適度にコミカルで読みやすいですし、展開も自然で伏線も上手だと思います。

ただ難点は未知な物の描写というか、現実に存在しない現象なんかの描写が解りづらいとこですかね…俺だけかもですが。

名作だと思います。この作者は追うぜw

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2012年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

超能力者が居る学校の寮に住む事になってしまった主人公の話。
寺本耕也さんのデビュー作らしいです。
私は次の話の沢木道楽堂怪奇録を先に読んでしまっていて、正直そちらの方が面白いです。
でもデビュー作より、面白いものを書けるってすごいですね!

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2013年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

350ページの中に登場人物が多すぎると思う。
それぞれの能力が活躍する回数も少なく、1回だけな人が多い。
主人公のトラウマも微妙で、これによってまた登場人物が増えている。

寮の部屋の描写が面白い。
机とテレビを見ただけで、妊娠とか出産とか。

向井はGが苦手だけど、ソータの能力で虫よけをしている。
主人公の能力は無効化=Gよけ効果無効=部屋にG発生=向井能力暴走=寮全体に迷惑をかける=女子に怒られ男子の立場が更に悪くなる。
とても楽しそう。

お見舞いの桃、持ってきたのは2つ。
むいて食べたのは全部で3つ。

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2012年07月10日

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