あらすじ
その夜、年明けの挨拶回りにつきあわされ、くたびれ果てて帰宅した恭子を待っていたのは、高校時代のクラスメイト、恵からの電話だった。「お正月早々に墓掘りすることになったんよ」――。表題作「厄落とし」をはじめ、青春ホラーの傑作短編5編を収録。第6回日本ホラー小説大賞短編賞「お葬式」につづく、待望の書き下ろし。
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Posted by ブクログ
例により「青春ホラー」の短編集なわけだけど、やっぱり笑える! この人すごすぎるわ。好きな作家リストに入れとこうかなあ。今回のお気に入りは「テディMYラブ」「戦慄の湯けむり旅情」の二つ。
「テディMYラブ」は、「チャイルドプレイ」のテディベア版、といったところか。今ブームの「バースデーテディ」集めてる人は怖いだろうなあ(笑)。でもなんだか愛嬌はあるし、怖さよりも面白さの方が上。主人公の奮闘ぶりにはもう爆笑。ラストはなかなかに怖いけれど。
「戦慄の湯けむり旅情」はタイトルからして笑える。どんどん話が意外な方向へ転がっていって、このオチ。一番怖いのは生きてる人間ってことなのか?