あらすじ
――治療より、「ハグ」と「ユーモア」で、人は治癒していく。
がん末期の患者さん、重い認知症の人、まもなく最期を迎えるお年寄り……。
医療の力で「もう治らない」人は、はたして「悲しくてかわいそうな存在」なのでしょうか?
そうではないはずです。
安心できる場所で、自分らしく、笑顔で最期まで過ごせたら、それは紛れもなく大往生。
がん治療の最前線から「長寿の島のかかりつけ医」に転身した医師が提唱する、人生の最期を笑って迎える生き方。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★★
学べる★★★★
紹介したい★★★★★
一気読み★★★★★
読み返したい★★★★
現代医療に、病院に、医者に、不信感を持っている人は多いのではないでしょうか?どのように死にたいですか?大事な人の看取り方、どう在りたいですか?
死をお祝いにする。笑顔で死ぬ。一人一人の旅立ちに真剣に寄り添う。こんなお医者さんがいるなんて、なんと尊いことだ。まさに仁術。医療者はぜひ一読すべきだ。
私は医療者の端くれだが、働いていて感じる気持ちの悪さの原因を暴き、そしてこの本はそれを解決してくれた。笑いとハグで医療現場はここまで変わる。間違いないだろう。証明にエビデンスなんてひねくれたものはいらない。ハグをしよう。それだけできっと薬は減るだろう。