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――治療より、「ハグ」と「ユーモア」で、人は治癒していく。 がん末期の患者さん、重い認知症の人、まもなく最期を迎えるお年寄り……。 医療の力で「もう治らない」人は、はたして「悲しくてかわいそうな存在」なのでしょうか? そうではないはずです。 安心できる場所で、自分らしく、笑顔で最期まで過ごせたら、それは紛れもなく大往生。 がん治療の最前線から「長寿の島のかかりつけ医」に転身した医師が提唱する、人生の最期を笑って迎える生き方。
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Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★★ 学べる★★★★ 紹介したい★★★★★ 一気読み★★★★★ 読み返したい★★★★ 現代医療に、病院に、医者に、不信感を持っている人は多いのではないでしょうか?どのように死にたいですか?大事な人の看取り方、どう在りたいですか? 死をお祝いにする。笑顔で死ぬ。一人一人の旅立ちに...続きを読む真剣に寄り添う。こんなお医者さんがいるなんて、なんと尊いことだ。まさに仁術。医療者はぜひ一読すべきだ。 私は医療者の端くれだが、働いていて感じる気持ちの悪さの原因を暴き、そしてこの本はそれを解決してくれた。笑いとハグで医療現場はここまで変わる。間違いないだろう。証明にエビデンスなんてひねくれたものはいらない。ハグをしよう。それだけできっと薬は減るだろう。
超高齢化が進んだ島で、地域医療に携わる筆者の人を思う為の表現として、ハグを選んだ軌跡とその効果について記した本。挿入されるエピソードに涙誘われる。 気になった記述は以下。 「ドイツで一番有名なユーモアの定義は、「ユーモアとは、「にもかかわらず」笑うことである」ということ」 「医者は、死に打ち勝...続きを読むっためにいるのではない!患者ができるかぎり豊かな人生を送れるように、それが無理なときには、せめてできるかぎり幸せな死に方ができるように、その手助けをするためにいるのである。」 あと、「死に顔ピース」という演劇があるとか。見てみたくなった。
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岡原仁志
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