【感想・ネタバレ】メディアミックス化する日本のレビュー

あらすじ

KADOKAWAとドワンゴの合併はなぜ間違っているか。
従来は自由な創作の場であったファン・カルチャーが、企業の隷属させられる時代が到来した。想像力が管理された世界で、政治や権力が作り出す大きな物語に進んで動員される大衆たちは、どんな「ディストピア」を現出させるのか? ライトノベル、オウム真理教、三島由紀夫など、戦後日本のポップカルチャーの展開を縦横に参照しながら、「メディアミックス」の名に隠されたプロパガンダの正体を浮き彫りにする。

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Posted by ブクログ

オウムとメディアミックスについての章は興味深くて面白いというか、ガンダムの富野さん中上健次や村上春樹の「サーガ」と政治の季節なんかの話はやはり下の世代の僕らは理解しておくべき事柄だと思う。
『物語消費論』を経てネットが当たり前になってSNSが普及した今大塚さんが語ることは今までの文章を読んできた人なら延長線上だなって思う。

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2014年10月25日

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