【感想・ネタバレ】二〇世紀の歴史のレビュー

あらすじ

激動の時代とよばれる二〇世紀。それは差別と被差別、支配と被支配の構造が世界を覆い、暴力と戦争にみちた帝国主義の時代であった。アフリカの分割、植民地の拡大、二度の世界大戦、冷戦の激化、独立抵抗運動の広がり。帝国世界の形成から解体まで、「長い二〇世紀」という視角から、現代につながる歴史の大きな流れを描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 20世紀を「長い20世紀」として捉え、帝国主義体制が広がった頃1870年代から冷戦が終結した1990年代までを描いた作品。当時の世界がどのような流れであったのか手に取るようにわかる作品

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帝国主義が中心となった長い20世紀を様々な角度から網羅的に記した一冊。
20世紀の歴史については解釈を巡って論争が絶えない部分であるが、
どのような意見であろうとも、とりあえず議論の叩き台になりうる良書であると思う。(逆に言えば、教科書的ではある。)

帝国主義諸国だけでなく、被支配側の視点も取り入れられており、
特に両者の性格を帯びたアイルランド・南アフリカ・沖縄を各章の最後に定点観測しているため、マクロな視点とミクロな視点を合わせて読んでいくことができる。

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2020年01月08日

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