あらすじ
他の男では与えられない快楽を、おまえの躰に刻みつけてやる。絶対君主の独占契約■政略結婚の花婿に失踪された王女アイリーン。身代わりにと家臣が拉致してきた旅人ウォルフは激怒し、謝罪するアイリーンに代償として彼女の身体を要求する。「一瞬で俺を欲情させた女はおまえが初めてだ」美しく精悍な男性に熱く求められ過ごした嵐のような一夜。他の身代わりは見つからぬまま、式に臨む彼女の前に盛装したウォルフが現れて――!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
御堂志生さんの作品には、勢力争いの話が多いけど、これはかなり激しいです。
ハッピーエンド、なのですよね?
主人公エヴァが溺愛されているのは、間違いないです。
面白かった
ヒロインが、王女だけども弱小国なのでなかなかハラハラさせられる立場でした。ヒーローは最初の出会いが最悪だからか、態度は酷いですね。立場でがんじがらめのヒロインにすることではないよなぁ…でも君あれなんだよね?と思った通りでしたが、サブキャラも動きが良くて面白かったです。
長身、赤髪コンプレックスは母親が悪いですねぇ。
Posted by ブクログ
国のための政略結婚の前に花嫁に逃げられてしまった王女アイリーン。家臣が身代わりとして連れてきた傭兵のウォルフと偽りの結婚をすることに。
ウォルフの正体は早々に気付きました。
イラストだとちょっと老けて見えたのが残念ですが、こういう強引だけど、実は優しい人っていうのは好みです。
アイリーンもただの弱い女の子ではなく、国を思う気持ちと自分の感情をきちんとコントロールでき、でもそれでもやっぱりウォルフのことが好きっていうのに悩んでいる姿はよかったです。
惜しいのはイラスト。
アイリーンは大人っぽく描かれていていいのですけど、ウォルフがもうちょっとかっこよかったらいいのにって思いました。
身体から始まった一目惚れ
ヒストリカルっぽい、異世界の恋物語。
ヒーローはさすがに修羅の道を突き進んできただけの事はあり、情報の使い方を心得ています。
また、国王や侍医、司教などは国同士の駆け引きを心得た老獪さもよかった。
ヒロインは今まで王族としての責任感でガチガチだったけれど少しは力を抜く事ができそうですね。
ところどころの誤字と、こちらの習慣や物が混じってくるのは気になったので、少し厳しめの星にはしましたが、おおむね楽しめました。