あらすじ
一人の天女が人の男に恋をした――それが、すべての始まりだった。古の京の都にて、神と人との間に生まれた二人の御子。まだ幼いその姉弟を陰謀の嵐が引き裂く! 神々の戯れは血風を呼び、人の業が鬼をも哭かす。壮絶なる姉弟の道行の果てに、待ち受けるものはなにか?
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Posted by ブクログ
俺屍Rをクリアしたので読んでみました。
ゲーム中では分からなかったところが色々と補完出来ました。
意外と赤猫お夏がヒールとして重要な役回りでビックリしました。
イツ花と昼子の関係がよく分からずにいましたが、この小説を読んで大体納得出来た気がします。
天界のドロドロギスギス感が神々しいというより生々しくて面白かったです。
文体もさらっとしていて読みやすくてよかったです。
Posted by ブクログ
巻末で俺屍の生みの親、桝田省冶さんもおっしゃってますがどこから小説オリジナルでどこからオフィシャル設定なのか分からないくらい緻密に書いてあります。一番罪深いのは誰?
Posted by ブクログ
俺屍のプロローグって感じの小説です。ゲーム中で触れられていた朱点黄川人の軌跡の詳細やイツ花&昼子の関係、神様相関図等が読めます。ゲーム中の神様達のセリフの裏側が分かるようになるので俺屍の熱烈なファンにはオススメ。ただ小説として読むにはもっと掘り下げて欲しいので★3つ。
Posted by ブクログ
プレイステーションで「俺の屍を越えてゆけ」というゲームが発売されてから4年後、小説化が決定しました。これは極めて異例なことです。通常は相乗売り上げ効果を期待して同時期に発売されるものだから。何故こんな風なことが起こったのかというと、4年経った今でも根強いファンが大勢いるからに違いありません。
この小説はゲームの物語の前史にあたる物語です。故に、ゲームをプレイしていない人はあまり楽しめないかもしれません。私がそうだったように。この本の出来が悪いわけではないのだけど、このゲームが好きな人が読んでこそ楽しめる1冊な気がします。プレイしないまでも、俺屍がどんなゲームだか聞いてから読めばよかったなぁと少し後悔。
登場人物なら、一ツ花と皇子が好き。皇子はそれほど多く登場しなかったけど。昼子の人物像はいまだに上手く掴めてない感じ。ゲームをやればもうちょっとはわかるんだろうか。