【感想・ネタバレ】好き・のち・しあわせのレビュー

あらすじ

文筆業から雑貨づくりまで、
「好き」を実現してきた著者が贈る、
輝いて生きるためのメッセージ。


あなたはなにが「好き」ですか?
「好き」なことを大切にしていますか――?
本書は、文筆家として活躍する著者が、自らの価値観や考え方についてていねいにつづった、書き下ろしエッセイです。
「好き」な仕事、「好き」な人、「好き」なもの・ことに囲まれて生きることが、いちばんのしあわせ。
だから、毎日を「好き」で満たそう。
そんなメッセージに、カメラマン・大段まちこ氏のやさしい写真が彩りを加えています。
なにげない日々がしあわせ色にそまる、すてきな魔法がつまった一冊です。

■「はじめに」より
子どものころ、絵を描く友だちの隣で、スケッチブックに好きな「もの」や「こと」を書き、
真っ白な紙を絵ではなく言葉で埋めていたことを思い出した。
そうだ、嫌なことで頭をいっぱいにしていた時間を、好きなことで塗り替えよう。
だって本当に、この世界には、好きな「もの」や「こと」があふれているのだから。
「好き」こそ、今の私なのだ。これからは、がむしゃらに、好きなあれこれを考えて過ごそう、そう思った。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

甲斐さんは、小学生のころ観ていた「愛少女ポリアンナ物語」の主人公に影響を受け、「よかったさがし」を実践しているらしい。
「一日にひとつ、なにかよかったと思えることを見つけて日記帳に書く」と決めているとのこと。
私も日記を書いているけれど、最近愚痴が多くなったな。
私も「よかったこと」を書こうかなと思いました。
甲斐さんの本には「好き」「しあわせ」「よかった」とポジティブなワードが並んでいるので、読んだ後ホワーッと心が温かくなる。

0
2023年02月27日

Posted by ブクログ

心があたたかくなりました。
自分のコンプレックスを表現していて
自分とリンクする部分がたくさんあって
こう思った時はこう考えるようにすればいいのか!と思うことがたくさんありました。

0
2010年04月13日

Posted by ブクログ

大好きな本。
読むと確実に元気がでます。
もういい年だけど、乙女心はすてなくても
いいんだ!!と、ものそごく肯定してもらった
ほんです。

0
2010年01月10日

Posted by ブクログ

自分が何が好きなのかわからないので、好きを見つけるために甲斐みのりさんの本を読んでいます。
今回も、好きに気付けるヒントをもらいました。
私は何が好きなのかを見つけたいです。

0
2025年11月14日

Posted by ブクログ

この世界の中にたくさん溢れる「好き」なもの。
私も好きをたくさん心に持って過ごすことが大好きなので
「好き」はしあわせの始まり。に、とても共感できる。

"壁を埋める写真/散歩の途中で歌う賛美歌/寝転がって語る理想"。

ミランダ・ジュライ監督の「君とボクの虹色の世界」。
とっても好きなワードがいっぱいでぜひぜひ見てみたい♡

また好きが増えそうな予感にふんわり。
写真が大好きな大段まちこさんなのもうれしい♡

0
2013年12月11日

Posted by ブクログ

甲斐みのりの「すき」に対する気持ちが
切々と書かれている。
すごいよ。
やはりこれくらい、突き詰めたいな、気持ちを。

0
2012年02月12日

Posted by ブクログ

プラスな考え方や、自分にあった気持ちの持ち方、日常や自分の好きなこと、好きな人たちを大切にする気持ちが柔らかい文章で書いてあり、自分もこういう考え方が出来たら素敵だろうなと思いました。

0
2010年06月08日

Posted by ブクログ

甲斐みのりさんつながり。その5冊目。

エッセイは、なんとなく期待にそぐわなかったけれど、こちらは、まるで別の人がお書きになったのかと思うくらい、素朴で可愛らしい文章だった。半分ほどを読んで、全部読まなくても、楽しい手品や魔法の時間が解けてしまうみたいに思えて、面白かったけれど本を閉じた。評価的には3.5~3.8くらい。

好きなものを蒐集し、開陳し、楽しく共有する。それはとても楽しい、女達の文化の表れだけど、どうしてこういう表現を生業になさったのか、その源流を、ご自身の言葉で、一生懸命語っておられる。読む方も急がずに

『うんうん』『私もそうなのよ』

と頷きながら、自分のペースで読むのが楽しい。そんな本だった。やはりこの方の真骨頂は、文字だけの本より、写真などが添えられたものだと思うが、それにしても。もっと大事なことは別にあって。

男の人にも女の人にも、年代にかかわらず、それぞれのフェイバリットがあると思うのだが、それを大事にしたり、シェアして慈しんだり、盛り上がったりするのって
人生のどの時期でやっても楽しいことだ。たぶんそれをシェアしやすくするために『推し活』なんて言葉や行動が定着したのだと、私は思う。ひとりでひっそり、好きでいるのもいいし、解ってくれそうな誰かと共有するのも楽しい。

この本で扱っているのはレトロ乙女文化とか80年代以降のOliveに代表されるスウィートカルチュアなのだけど、これ、男性からみたフェイバリットの蒐集を本にしても、ちゃんと成り立つと思う。オタクなディープ会話や沼にハマるのが楽しいのは、誰だって垣根を取っ払って、生き生きした時間にその人を連れて行ってくれるからだ。そこに年齢は関係ないし、性別も関係ない。あるのは『好き』だけ。人生ハードモードでも、ドルチェ・ヴィータでも、自分を支えるには、フェイバリットの引き出しが、いくつあるかが大事なのだ。

きっとそれは、多ければ多いほどいい。意外なものもあっていい。人生の晩年になってでも、きっとそれは増えてゆく。今日も好きなものを愛でて、つらい日々に黄金の一滴を加えよう。

0
2022年09月19日

Posted by ブクログ

女の子はいくつになっても女の子なんだなぁと思わせてくれる。恋についてのエピソードは、読むとまた恋がしたくなる。

0
2010年07月30日

「ビジネス・経済」ランキング