あらすじ
人々が飢饉に苦しむ中世を舞台に、ケダモノのように生きてきた少年・アシュラがたどりつく結末を描いたジョージ秋山の問題作「アシュラ」の完結編。迷いの六道、その中でもあわれで痛々しい阿修羅道について旅人へ語る法師は、まさに阿修羅道を突き進んで生きる少年・アシュラを思い出す。同じ頃、腹をへらしたアシュラは、ある家族の家に入って食べ物を恵んでもらおうとするが……!?
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完結編
アシュラの本編を読まれた方は是非読んでおいたほうが良いと思います。
本編の様なショッキングな内容ではありませんが、アシュラが人間らしさを取り戻していき、成長していく様は救われた感じがしました。
アシュラは救われたようだが
アシュラ本編がすさまじかったので…覚悟を持って続編を読みました。
読み終わって思ったことは、こんな異形の主人公でも、なんか普通に収まるところに収まってしまうんだなって。
それが物語としての救いなのかもしれない。
でも物足りなさでもあるように思いました。
七郎の決めた道はとても良かった。