【感想・ネタバレ】宿敵のレビュー

あらすじ

尽くし続ける女が鬼になる瞬間。誰にもかえりみられぬ女がほくそ笑む理由。美貌と富に恵まれた貞淑な妻の素顔――社会の狭間で生き抜く女たちは、今日もしたたかに、密やかに闘い続ける。『汝の名』『女神』の明野照葉がスリリングに描く五つの物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

人間の本質を見事にあぶり出し表現仕切れている。それもより複雑な女性に的を当てている。明野先生自身の内面を描いているのだろうか?

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2015年01月25日

Posted by ブクログ

傍らに同性の存在を感じながらも一人ですっくと立つ女性達の五作。年下女性を拾った三十六歳の女性の都合の良い女に収まる相手への微かな苛立ち。二人の闇が意外な結末。無職から亡くなった独居老人の部屋に残された物を片付ける商売を始める話や、うつの自分とそうでない時の自分を別人のように切り離して語る話も印象的。

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2018年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女の心理のドロッとしたところがうまい。
そこまでイヤミス過ぎないので、さらりと読める短編集。
「在星邦女」が面白かった。
「NOBODY」もほっこりしてて好き。

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2016年01月15日

Posted by ブクログ

1996年オール讀物推理小説新人賞最終候補作「在星邦女」の他、雑誌に掲載された中短編3編、書き下ろし一編。
「在星邦女」は不条理な結末ながら一番面白かった。
すっきりしない話もあり、この作家は長編のほうが断然面白い。

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2014年10月03日

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