あらすじ
お前を抱くのは俺だ――。警視庁に勤める検挙率Nol.1刑事、河東一馬と、科学技術捜査研究所のクールで優秀な研究者、神宮聡志。二人は反りが合わず、会えば度々ぶつかっていた。しかし、ある事件をきっかけにその関係は変化する。事件がもとで、ふたりは身体の関係を結ぶことになってしまったのだ――…。女好きで極ノーマルな一馬と、男が好きだが攻めの聡志。またしてもここで激しい衝突をすることに。ワイルドな行動派刑事と白衣のエリート研究者、果たして主導権を賭けた駆け引きに勝利するのはどっち!?男のプライドがぶつかり合う、ラブアクシデント!!
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Posted by ブクログ
大変好みのCPでした!!
面白かったっていうか、最初は受攻逆だと思っていました。
っていうか、ギリギリまで逆だと思ってた・・・。
女たらしのオラオラくんが受けという・・・なんて美味しいんでしょう♥♥♥
もちろん攻もご同類なモテ男。ただしゲイ。
久々のヒットに、続巻をまとめ買いしました。
科捜研研究員×刑事です。
ラヴァーズ文庫だけに、エロは濃厚で読み応えあり・・・。
攻×攻好きにはたまりませんな!
ストーリーとしてのミステリ要素は★2つ。
サスペンス度は★3つ。
LOVE度は★4つ。
受のウカツ度★5つ(笑)!
仮にもバリタチのゲイを押し倒そうとしている男が、こうもウカツでいいのかと・・・読んでるこちらはニヤニヤ笑いがとまりませんが。
軽いタッチの作品で、主人公たちも基本明るい遊び人のスタンスなので読んでいて軽快です。
このお話しの根幹がポジション争いなので、まだまだ甘さはありませんが
深みにハマって行く今後が非常に楽しみですね♪
攻めと攻めの攻防がよい
攻めと攻め(結局受けになるけど)の攻防、お互いゆずりあわない感じ、テンポのよいやり取り、細かいことは気にしない受け、というのはすごく好みでよかった。ただ神宮の性格というかキャラ設定みたいなものが、どうにも一定しないというか、この人がそんなこと言うかなとか、そんな行動に出るかなとか私には疑問に感じられる点があって、一馬が神宮を好きになったその理由を読者になんとか納得させるために、無理やり神宮が動かされているような感じがした。でも一馬が神宮に対し常に積極的で、どんなに喘ぎ声をあげようとも、自分の信念を見失うことなくなんとか神宮を押し倒そうとするその心構えはすごく好きだし、行為が終わってすっきりしたあとは一馬も神宮も妙にドライなところがあって、波がすーっと引いたあとのあの感じ、まさに終わったあとの熱がひいたあの瞬間の正直な感じがうまく表現されててむしろ萌えた。本作が一作目で、このあとどうなっていくのかわからないが、できれば愛はあるけどこのちょうどよくドライな感じを失わないでいてほしい。なお、媚薬でどうにもならなくなってそれを介抱する流れで行為にいたるというBLの古典的流れを久しぶりにみた。一作目ながらエロはちゃんとあり。
Posted by ブクログ
河東一馬は、警視庁に勤める検挙率No.1刑事。
しかし、その無鉄砲な捜査方法は、大きなマイナスにもなっていた。
その一馬が、科学技術研究所に顔を出すと、見慣れぬ男が一人。
本日付けで配属となったその男は、名前を神宮聡志と言い、クールな上に優秀な研究者だというが、配属早々、一馬に向かってきつい皮肉をぶつけてくる。
その後も二人は度々顔を合わせるが、度々ぶつかってしまう関係になる。
決して良好とは言えないその関係は、一馬が聡志の過去を知ったことで変化し始める。
おまけに、聡志の過去の事件を捜査する手助けをし始めた一馬は、相手の男に捕まえられ屈辱的な行為を強いられそうになる。
間一髪で、助けられた一馬だが、そのことがきっかけで聡志と身体の関係を持つことになってしまう。
そこで問題となったのが、どちらが主導権を握るのか……。
一方は、女好きで極ノーマルなワイルド行動派刑事。
そしてもう一方は、男が好きだが攻めな白衣のエリート研究者。
果たしてベッドの上での主導権を握るのはどちらなのか⁉
という感じでした。
どちらも一癖ある感じの大人が、親しくなるうちに恋愛感情になっていくのだけれど、そこにも男のプライドってやつがあって、問題が一つ湧き上がってくるという感じでした。
最後、どっちがどうなったのかは、余裕がある方が折れて、いいようにしてやった感があるので、この先の話が出ているそうですが、その時はどうなっているのかわからないなー、と思っています。
次の巻で、逆がありえるのかどうかは、完全に作者さんの好みなのかな、と。
意地っ張りなそれぞれに仕事のプライドを持っている男同士のぶつかり合いがお好きな方にはオススメです。