【感想・ネタバレ】自宅で親を看取る 肺がんの母は一服くゆらせ旅立ったのレビュー

あらすじ

とことん寄り添う。
そう覚悟を決めて臨んだ
最期の日々。
悔いはほぼ、ない。
病院から在宅へ――88歳の母と過ごしたかけがえのない時間。

自宅で穏やかに最期を迎えさせたい。
迷いはあったが、私は決意した。
母を退院させ自宅療養に切り替える、
そして、私が自宅で母を看取る。
この時点で私は覚悟を決めた。

病院から在宅へ――穏やかな看取りを実現するために何をすればよいか。ケア・マネージャーとの連携、在宅医/看護師との相性、公的支援を賢く使う方法など、自らの経験を明らかにすることで、読者に大きなヒントを与えてくれる一冊。

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Posted by ブクログ

安部くんが「女性が輝く社会」とかほざいて、閣僚にも女性を数人入れたりしているこの頃。にもかかわらず、数年前はかなり勢いのあったこの方を見かけないと思っていたら、こういうことをしていたのか。まあ、母親の介護・看取りばかりが理由ではないだろうけど。
この本は小池百合子さんが自宅で母親を看取った記録。たった12日間のことだけど、専門職や家族・付き人も含めた人々からなる介護チームの記録、著者の文章、医師が渡していた対処メモをもとに、1日ごとにまとめたかなり克明な介護の記録で、介護・看取りの水先案内になる良質な本だと思った。
本のなかでふれられていた両親のエピソードが面白かった。事業家で政治にも肩入れし、振り向かず突き進むタイプの父親と、60歳を過ぎてから突然、カイロで日本料理店を開いた母親。人と違うことが美徳の家だったとか。「食えない女」ってイメージだった小池さんの印象がちょっと変わった。

0
2014年10月25日

Posted by ブクログ

自宅でお母さんの最後を看取ると決心した時の気持ちや、日々の出来事、利用した介護サービスの内容などについて書かれた本。介護をしたことがないのだけれど、いろいろと勉強になりました。

0
2016年09月02日

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