あらすじ
白血病と闘いながら、骨髄バンク推進運動に命をかけた1人の少女、由希子。突然襲った死への恐怖に果敢に立ち向かい、最後まで未来を信じて生きぬいた21年の生涯…。生きることの尊さと、素晴らしさを描き、読者に大感動を巻き起こしたノンフィクションストーリー!!
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この人、覚えてる
確か長編ドラマにもなった。
最後は女優さんじゃなくて、やっと見つかったドナーからの骨髄がヘリコプターで病院に運ばれる実際の映像だった。
「一刻も早く!」と運ばれたのに、次に流れたのは闘病生活を送るご本人の写真…そして、この漫画と同じ片目からスッと涙が落ちるワンシーンで終わった。
「間に合わなかったんだよ…」
小学生で理解できてない私に母が教えてくれた。子供だから、ドラマだから助かると思って見ていた。
「何で!?ヘリコプターで運んだのに!!」
「みんな一生懸命間に合わせようとしたの、でも遅かったの」
「(ドナーが)見つかったら助かるんでしょ?」
「病気が進んじゃってたの、移植してももう遅くて治らなかったの」
全力で頑張っても、1秒でも早く!!と努力しても助からない事もある、どんなに生きたいと望んでも…それを初めて知った話でした。
思い出して涙が止まりませんでした。