あらすじ
廃線跡を、幽霊列車が走っているという。トラベルライター・瓜生慎(うりゅうしん)は、情報を追って、北海道に飛んだ。到着したペンションでは、同窓会が開かれていた。瓜生はそこで、16年前の鉄道事故で死んだ少年の話を聞く。彼は、本当は殺されたのではないのか──。集まった彼の仲間達は疑問を募らせる。そして瓜生たちの目の前を幽霊列車が轟音(ごうおん)をたてて通り過ぎていった!
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Posted by ブクログ
これはトラベルミステリーの名を借りた「本格推理」である。
すべての謎は論理的に解明される。
ただし、主要な登場人物の一人について、その本名が最後までわからないのは、ちとひつかかる。
輕い筆致なので、重い内容であるにもかかはらず、樂しく讀み進めることができた。
2004年9月19日讀了
Posted by ブクログ
廃線に現れる幽霊列車を追う瓜生慎と後輩の長良ルミ。幽霊列車探しから過去の自殺事件の真相を暴くことになるけど、全体的に盛り上がりに欠けるというか。なんとなく後味も良くないしちょっと微妙か感じでした。