【感想・ネタバレ】いま沖縄で起きている大変なこと 中国による「沖縄のクリミア化」が始まるのレビュー

あらすじ

沖縄における反日・反米軍の動きが国際的規模に達している。その背後で中国や韓国が支援しているのだ。そうしたなかで親中派が一定以上の力を持つと、沖縄県民に同調圧力をかけ、住民投票で多数派を形成する。そこで中国が「沖縄の独立支持」を宣言する。クリミアの再現である。日本国民は、いかに尖閣諸島を守るかに汲々としている。しかし中国は、尖閣を含む沖縄県全体を乗っ取る戦略を構想しているのだ。孫子の兵法では「戦わずして勝つ」ことが最善の策とされる。まさにこの「戦わずして勝つ」戦略が、沖縄のクリミア化なのだ。日本はこれまで、中国の強かな戦略に痛い目に遭わされてきた。日中戦争では、中国国民党と日本陸軍が戦わされ、わが国は国際的に孤立させられていった。尖閣問題では、「棚上げ論」に応じることで、中国に軍事力を高める時間を与えてしまった。この「沖縄のクリミア化」を荒唐無稽な戦略と考えるべきではない。

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Posted by ブクログ

惠隆之介さん本は三冊目、『迫りくる沖縄危機』と出版時期いっしょ。
内容かぶってるから1冊でよくない?


 目次 : 第1章 沖縄の「反日」を徹底的に利用する中国―動き始めた「沖縄のクリミア化」戦略(「主権回復の日」を機に高まった反日の動き/ 北京が沖縄の反日運動の拠点となった ほか)/ 第2章 被害者史観が生んだ「仮想空間」を超えて―琉球王国の実相とアメリカ統治の意味(反日教育と反米教育で座標軸を喪失/ 庶民は農奴と化していた原始共産主義社会 ほか)/ 第3章 沖縄の島々に忍び寄る中国の影―狙われているのは尖閣諸島だけではない(厭戦気分に浸っている場合ではない/ 中国にとって戦略上重要な「宮古島」「石垣島」 ほか)/ 第4章 沖縄県知事の伝家の宝刀「基地カード」―「たかりのDNA」を断ち切れ!(普天間問題に翻弄され続ける日本政府/ 「基地カード」を切って条件闘争を繰り広げる沖縄県知事 ほか)/ 第5章 沖縄の運命を決する県知事選の行方―反日・親中路線加速化の危機(現職・仲井眞知事は三選を果たせるか?/ 「保守のホープ」から「オール沖縄のリーダー」へ ほか)

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2017年02月23日

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