あらすじ
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編収録!】調律師の凪は男手ひとつで息子・輝を育てていた。ある日、仕事先の屋敷で突然、見知らぬ青年に襲われてしまう。端正な顔立ちに威圧感を漂わせた男・玲央は、凪のことを男妾だと誤解していた。だが輝のお陰で、その誤解も解け、玲央は凪の手料理に喜び、度々食事を共にするように。そんな穏やかな時間は、元妻の出現によって壊されてしまう。最愛の息子を奪われそうになり、不安定になる凪を、玲央は傍にいて抱きしめてくれた。玲央に惹かれていく凪だが、大企業の後継者である玲央との身分差を思い身を引く決意をして――。
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Posted by ブクログ
ピアノの調律師、凪
大企業経営親族の玲央
出合い方がとんでもない衝撃から始まるのでどうなるのかと思いましたが、ストーリーは甘口でした。
血縁関係ない息子と判明しますが、流されやすい凪の強さも出て来て良かったです。
真琴が天使です!!
生い立ちが影響するのか、他人に対して遠慮する控えめな所がある凪の言葉使いが、逆に萌えポイントでしたw
エチに対しても奥ゆかしくて、童貞
正直つまらなかったです。
以下が読んでいて忍耐力が必要だった点です。
①初対面時の相手の行動が有り得ない。ドン引きました。いくらBLでもこれは無いわ。息子である輝も、なんだか図々しく思えて全く可愛く感じられなかったのが残念です。
②濡れ場がウザい。まがりなりにもBLであるから無くす事は出来ないが、元妻と一触即発だってのになんでそんな事していられるの?輝を預けている場所を知られていたら、そこに元妻が誘拐まではせずとも押し掛けた可能性は、アパートの部屋に襲来した事を 考えれば十分に有り得た。危機感がなさすぎる。元妻の行動が気になりすぎて、飛ばしちゃいました。
③主人公の元妻への対処の悪さ。別れたら、その後の為の念書を作るのは当たり前。口約束だけとか、子供か!この主人公、頭悪いなんてもんじゃないです。しかも、元妻の事など最初からこれっぽっちも好いておらず、結果的に結婚したのは出来ちゃった子供が欲しかっただけって事になるじゃないですか!どんなに元妻が最低な女でも、主人公も最低です。言い訳にはなりません。
とにかく読んでいて苛々させられました。
というか、この作者は随分前に見限っていたのに、気付かずに買ってしまった己の愚かさよ...