あらすじ
早くに両親を亡くし一軒家でずっと一緒に暮らす、小野寺進(33)と小野寺より子(40)。お互いのことを心から思いやるあまり、不器用な言動ばかり出てしまう。ある日、そんな二人の元に誤配送の郵便が届く。その手紙を契機に弟と姉それぞれの恋と人生が動き始める。最注目のクリエイターが描き出す“ありがとうの香り”に包まれた、笑顔と涙の“姉弟の物語”。
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正反対な2人だけど、お互いの事をよくわかっていて、心から想い合っていて。それでいて近すぎない姉弟の距離がいいですね。
この先の2人もみてみたいなぁ。2人の幸せを願うばかりです。クスッとできて、ほっこりいいお話でした。
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この本は今まで読んだ中で1番好きな本。
なにげない日常を上手に描いていて、姉と弟のほっこりした物語。たわいもない言い合いが笑えたり、でも切ない部分もあって。お互いが思いやってることがよくわかるし、読んでてあたたかい気持ちになれる作品。
私にも弟がいるのでこんな関係がすごく羨ましくなったし、映画も片桐はいりさんと向井理さんの配役がぴったりだと思った。
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2人それぞれの目線から読めるから、
どれだけ相手のことを大切に思っているかが
伝わってきてあったかい気持ちになる。
不器用な2人が愛おしい(笑)
季節は春に近づいてきたけど、
そんな今にぴったりな1冊でした。
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良かったです☆ほっこりして、せつなくて面白くで。病院の待合室で、昔のあだ名のようなカナッペ…のくだりを読んで可笑しくて可笑しくて☆ うちの弟が進みたいな感じだし、わたしの大親友がより子みたいな感じで、親近感わきました。 2人にはぜひしあわせになってほしいなぁ!映画はみてないけど、配役はピッタリだと思いました。てか、より子のモデルは片桐はいりでは?と思うくらいf^_^;いつか映画も見てみたいな☆
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これは、映画も観よう。
なんて適役。衝撃の適役。
どうでもいいけど、たまたま連続で読んだ本2冊に出てきた犬の名前がペル。
シロとかポチとかならわかるけど、ペル。
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映画が面白かったので読んでみました。
お姉さんのキャラが最高。
向井理さんと片桐はいりさん、ピッタリなキャスティングですね。
映画も小説もどちらも面白い!
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映画の片桐はいりさんと向井理さんが最高で、原作を読んだ。小説もとてもよかった。
「酢味噌」の栞、
進が
皆から愛される
存在になりますように
せつなさがたまらなかった。
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とても好きで、たまに読み返してる。さっくり読める文量なのに、姉弟は勿論、周りの人達の空気感も感じられるくらい伝わってくる。ほっこりしつつ、切ない気持ちにもなりつつ、ずっと日常が続いて欲しいと思う。
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なんともいい姉弟で、世界観が大好きだ。
映画とかでも目に浮かぶようだと思ったら、映画や舞台になっている作品だった。
片桐はいりと向井理。
ぜひ実写も見てみたい。
ちょっと笑ってちょっと切ない
姉弟愛のお話。特に大きな盛り上がりはないのだけれど、ほのぼのとお互いに相手の幸せを優先し、選択している。他人にはわからない、母子家庭的な関係?実写化で片桐はいりと向井理のキャストだと知り、是非見観てみたいと思いました。
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映画が良かったので原作が気になって読んでみる。やはり原作も良かった。なんとも不器用で、お互いを想いやる兄弟が切なく温かい気持ちにさせてくれる。
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両親を早くに亡くして親代わりとしても弟を育ててきた40代の姉と、そんな姉に悪態をつきながらも本当は感謝しているちょっと変わり者である30代の弟。
お互いへの愛情がさらりとしていて可愛らしくて、二人で暮らす生活ぶりはとてもほのぼのしている。
「給料前だからすき焼きなんて贅沢!水炊きよ!」とか、クリスマスの雰囲気が苦手で避け合うところとか、畳の下貯金の理由とか。
何となく負い目があって二人揃って婚期を逃していたり、恋愛に臆病になっているところは切ないけれど、何てことない日々の中にちょっとした出逢いやときめきがあったり、その陰に涙があったりする少しの痛みの加減が、個人的にはすごく好きな感じだった。
二人の周りにいる人々もものすごく普通なのに面白くて、自分の知り合いにもいそうなリアリティーが。
いい歳した姉弟がずっと二人で暮らしてていいの?大丈夫?
と、周りは言いそうな気がするけれど、この二人を見ていると、まぁそれもけっこう幸せなんじゃない?と思えてしまう。
この暮らしが変わるのはもしかしたら二人が同時に変わる瞬間なのかも。
映画の方の弟役が向井理ってイケメン過ぎじゃ?と最初思ったけど、読んでいくうちそんなに悪くないかも、と思った。
よーく見るとけっこうイケメンなのになぜかイケてなくて冴えない、みたいな感じならなかなかはまってそう。笑
そんなわけで映画も観てみたくなった。
不器用なのが見ていてもどかしいけれど変わって欲しくないとも思う感じ、現実の日々でもあったりする、と思った。
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ハッピーエンドを期待していた(恋の)
思った以上の姉弟愛に最後は涙腺を刺激され。
ベタベタしない感がいいし、結局はお互いを大事にしている感じも良い。
早くお姉ちゃんに幸せになってほしい。そしたら弟もね。
思い出してもちょっと涙が出てくる。
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面白かった。映画の予告を見て、本を読み始めたので、より子が片桐さんにしか見えず、進も向井さんにしか見えず・・・。映画は見ていないけど、いいキャスティングなのでは。映画見たくなりました。
すごく掛け合いが面白かった。あっというまに読めました。
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映画が面白かったので、原作本を購入。
言葉の選び方がとても好みで、テンポよくさくっと読めた。
進目線とより子目線の章があり、読んでいくとお互いの思いや誤解などがわかって思わずふふっと笑ってしまう。
兄弟がいる人は、「あぁ、こういう関係あるよね」と昔を思い出したりしてちょっと懐かしくなるかも。
感動的な物語というわけではないけれど、少し切ないのだけど、なんだかあたたかな優しい気持ちになれるような物語。
お互いの幸せを思っている、はたから見るとちょっと変わった姉と弟の平凡な日常。
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映画を観た後に
どうしても原作が読みたくなりました~
本来の文庫のカバーに
映画の公開の宣伝のためのカバーがかけてありました~
映画は原作とは逆の行動があったり
加筆されたエピソードもありましたが
原作雰囲気を壊すほどのものではないのは
原作者が監督というのもあるのでしょう~
文章の行間を
片桐はいりの“姉ちゃん”と
向井理の“進”が動いていました~
しかし、この姉弟の今後が
とてもとても気になります・・・・・
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寝起きだからラーメンじゃなくてうどんにしてあげるとか、酢味噌の栞とか、それ自体は生活に大きく影響はしないかもしれないけど、それぞれの優しさと思いやりがぎゅっと詰まった文が散りばめられてて電車でニヤニヤ。
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映画化されているとあって、より子=片桐はいりさん、進=向井理さんで脳内変換して読みました。当て書きしたの?と思うぐらいどちらもぴったりで…。向井さんのイケメンなのにぱっとしない感じが素敵。(映画は観てません、脳内でイメージして素敵でした)
恋愛は人生において大切だけど、今ある家族に優先するかといわれるとそれは分からないな。
年をとって姉弟で住むなんて、と偏見もありそうだけど気にしない二人がいい。
閉鎖的に見えてそんなことない二人だから、これからもそうやって暮らしてほしい。
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早くに両親を亡くし、2人で暮らしている、40歳の姉と33歳の弟のストーリー。
お互いを思い合っているのに、言葉や態度はついついぶっきらぼうになる2人。
私は一人っ子なので、きょうだいがいたらこんな感じなのかな、と思いながら読みました。
劇的な展開はないけど、ほっこりするお話でした。
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ついクスッと笑ってしまう場面が多々ありつつ、家族の絆を考えさせられる本。面白かったです。
姉弟の日常を面白おかしく描きながらも、口には決して出さないがお互いにとても心配(ある意味依存)し合ってるということ。それが恋愛で上手くいかない原因でもある、、でも自分の幸せより別の誰かの幸せを優先できる人たちって素敵だなと感じました。
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平凡な日常を気持ちよく描いたお話。
姉と弟のお互いを思いやる気持ちにほのぼのとした。40代の姉と30代の弟、ともに独身、と聞いて勝手にかわいそうだと思ってしまったけれど、多数派が決めた「しあわせの形」に当てはまっていなくたって、幸せならいいじゃないか。大切なものはすぐそばにある。最近忘れていたかもしれない。大事なことに気付かされた。
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なんて素敵な姉弟なんでしょう!
心の中では、
やっぱり相手の気に入らない部分がどこかにあるんだけど、
やっぱりお互いにお互いを思いやっていて。
姉弟なのに、性格は真逆なんだけど
その真逆さがなんとも絶妙なコンビネーション!
映画も見逃してしまったので、
いつか見たいな。
Posted by ブクログ
ちょっと変わった姉弟の日常ほっこりストーリー。
著者が脚本家ということもあり、映画を見ているような気分になった。ミニシアター系の、派手な展開がないこぢんまりとした映画。
姉と弟の人物描写が愛を込めて細かく描かれているので、感情移入もしやすかったし、なにより2人が好きになった。
ただ、良くも悪くも「こぢんまり」した作品のため、表現や展開、ストーリーに「ハッ」とさせられることはなかったかも。
肩の力を抜きたいとき、ちょっとくすりと笑いたいときに読むといいのかな。
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読みやすくて結論が早く知りたいと思うような作品でした。オチが二人とも結ばれてハッピーエンドかなと思っていたので、そこが少し残念でした。しかしそれが逆にいいところかもしれないなと思いました。
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早くに両親を亡くし、ずっと一緒に
暮らす進とより子。
不器用な2人の笑顔と涙の姉弟の物語。
映画で片桐はいりさんと向井理さんが
この姉弟をされてるからか、
頭の中で2人が動いてたな。
Posted by ブクログ
無自覚シスコンブラコンな姉弟の話。なんだかんだ言って、お互いを大切に思っている二人にニヤニヤします。
お姉ちゃんと浅野さんはくっついてほしかったです。何故そこで斎藤ちゃん…。若い方がいいのか。
西田さんって、タイバニの脚本書いてる人だったんですね。びっくりしました。