あらすじ 分析哲学の学統から頭角を現しながら、ハイデガーを愛好し、「文化系左翼」批判とリベラリズムの擁護を謳う、「稀代のソフィスト」にしてアイロニスト。この知的巨人は、いかなる理路で「基礎」としての哲学の終焉を告げたのか。変幻自在で挑発的な言辞を丹念に腑分けし、その背後にある思考を体系的に読み解く。ローティの真価は、ここに明らかとなる! (講談社学術文庫) ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #胸キュン #癒やされる #エモい すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ ローティの哲学や政治についての見解を、ロールズとの対比や、ローティが攻撃するフーコーやデリダ、及びその追随者たちの主張と対比させながら、体系的に再構成している。徹底的なプラグマティズムを実践し、ハイデガーを娯楽として享受しながらその政治的愚昧さを非難するローティの態度が、政治的実践と哲学的見解をどう...続きを読むしても一致させたい「プラトニスト」に対する批判としてとてつもなく根本的であることを、歯切れのよい筆致で丁寧に描き出していると思える。大陸系の哲学の価値を信じる人にはぜひ読んでもらいたい一冊。 0 2012年10月01日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師の作品詳細に戻る 「学術・語学」ランキング 「学術・語学」ランキングの一覧へ