あらすじ
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フロイト/ラカンを基軸とした現代テクスト理論の成果。「村上春樹」の体系的な原理と方法が、疾走する文体によっていまここに生成する。
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Posted by ブクログ
テクスト論は大学時代に、ほんの端っこをかじった覚えがある。
教わった人は、作品の書かれた時代のことなんかを背景に語っていたから、なるほどなぁと思ったものだけど。フロイトやラカンでも同じ事ができるのかぁ。なんかうーん。それをものさしとする妥当性が素人には理解しづらい。
あと、キーワードを、作品横断的に、分析するので気をつけないとだからなに?になってしまった。
ただ心理学・哲学的な視点で村上春樹のメタファーは読みやすくなるかもしれないと分かったのはよかった。『ダンス・ダンス・ダンス』が好きな理由もなんとなくわかったし。初期作品を再読したい。