【感想・ネタバレ】シナリオ人生のレビュー

あらすじ

ドラマは人生であり、それは発端、葛藤、終結の三段階で構成される。著者がそれに気づくには、貧乏と戦争とさまざまな不幸に加え絶えざる研鑚が必要だった。現像場の便所の落し紙に印刷された脚本を熟読し、小津安二郎、溝口健二、内田吐夢らの映画つくりから直接学んだドラマと人生の核心。92歳にして初心に立ち返る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人生というものは
思わぬところから変わるもの。
破産という一大事がなければ
彼はシナリオライターにもならなかったし
映画監督にもならなかったわけで。

決して彼は順風満帆だったわけではないのです。
脚本ではなくて、美術畑の人として
スタートしたのですから。

そして、いざシナリオを書くにしても
師匠から「これはシナリオではありません」と
無碍もなく言われてしまうのです。
その時のショックはあまりあるでしょう。

だけれども彼のすごいところは
映画の世界に入る時もそうですが、
スイッチが入ったら真っすぐ、どこまでも
なところですね。
そのひたむきさ、真剣さが今の地位を
育てたのでしょうね。

そして、映画は3つの段階に分かれるそうで。
有名な映画もそう、
それが収まりがいいのかもね。

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2018年03月16日

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