【感想・ネタバレ】わたしとおなかのレビュー

あらすじ

恋をして、ダイエットを決意したら、
おなかがしゃべりはじめた!


ある日、朝子は見知らぬ男子生徒にラブレターを渡される。
でもそれは――親友の奈々宛てだった。
そうだよね、私のはずがない。妄想だ。どうかしてる。
だって私は――太っているから。
過酷なダイエットを決意した高校2年生の恋と友情の日々を、
笑いと涙で描いた日記小説。


ついに朝子は決心した。
こんな自分は、もうイヤだ。
変わりたい。新しい自分になりたい。
今度こそ必ず、わたしは生まれ変わる。
なにがなんでもぜったいに、痩せてみせる!
――本書より

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Posted by ブクログ


 ダイエットを始めた高校生の女の子と、
 女の子の「おなか」とが会話するという設定です。

 思春期の女性と母親の関係、
 思春期の女性と父親の関係、
 思春期の女性と友達の関係、
 それから、思春期の女性に特有の、
 他人からの視線への過敏な反応の在り方など、
 主人公の女の子と「おなか」との掛け合いを
 楽しんでいくうちに、
 いつの間にか、深いところで理解していけます。

 「思春期って、何?」を知るには、
 思春期について語られた評論やエッセーを読むよりも、
 すぐれた小説を1冊、読むほうが、
 たくさん学ぶことができる――ということを
 この本は教えてくれます。

      *

 思い出したくないことも多い、わたくしの思春期ですが、
 思い出してみよう、と、思いました。

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

ついに朝子は決心した。
こんな自分はもうイヤだ。
変わりたい。
新しい自分になりたい。
こんどこそ必ず、わたしは生まれ変わる。
何が何でも絶対に、痩せてみせる!

恋に頑張る女の子はステキ(*^o^*)
そして、幼馴染み“朝子は朝子だもん。太ってても太陽みたいな朝子がイイ”なんて(≧∇≦)

共感が持てる!

0
2011年07月12日

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