【感想・ネタバレ】魂の商人 石田梅岩が語ったことのレビュー

あらすじ

あの稲盛和夫氏も注目!
いまにわかに脚光を浴びる、石田梅岩の教えとは?


ドラッカーより250年も早く「経営」の本質を説き、
マックス・ウェーバーより200年も早く「経済倫理」をうたった“魂の商人”が江戸時代にいた!

身分制度が厳然と定められていた江戸時代にあって、商人が利益を得るのはなんら恥ずべきことではない。
そこには「道」がある、と説いた石田梅岩。

「正直、勤勉、倹約、自立」という「人としていかにあるべきか」こそがもっとも大切であるとする「商人道」を広め、
その教えはやがて「石門心学」として日本全国に広がっていきます。

“経営のカリスマ”稲盛和夫氏も石田梅岩の説いた「利を求むるに道あり」を自らの哲学のひとつとして説いています。
「日本型経営の元祖」として、現代の経営者やビジネスマンが、
いま熱い視線を向ける石田梅岩のすべてをくわしく、わかりやすく説いた、渾身の一冊、ついに刊行!


*目次より

プロローグ 富への道を説いた“魂の商人”がいた
第1章 正直こそが、富をもたらす
第2章 勤勉こそが、安らぎをもたらす
第3章 倹約こそが、平和をもたらす
第4章 自立してこそ、強みを生かせる
第5章 天地自然に即して生きる
第6章 百年企業が、日本を強くする
エピローグ 日本よ、いまこそ“梅岩”に帰れ!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

商人としての道が書かれている。渋沢栄一の論語と算盤が好きであれば、この本も楽しめるのではないか。ビジネスを行う者として読んでおいてよかったと思える本。

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2024年10月10日

Posted by ブクログ

●先に読んだ『CSR検定テキスト3級』の中のコラムに,
石田梅岩のことが書かれていた。日本のCSRの原点を作った方とのことで興味が湧き、すぐに買い求めた。

●今までいろいろな本を読んできた中で、これからの働き方を考えてきたが、その応えがこの本にあったと思う。「道徳なき経済、モラルなきビジネス」はダメだと本当に思う。今こそこれからを生きていく上で、利他のこころを持ち、倫理観や道徳観が絶対必要なのだ。   

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2018年12月02日

Posted by ブクログ

江戸時代の商人で心学者である『石田梅岩』について、その教えの概要を、彼の生き様や、現在の実際にある商業のケースや企業紹介などを交えて、著者の山岡正義氏が説いています。
先駆性に富んだビジネスマンで、かつセミナー講師でもあった梅岩の誠実なエピソードの数々。
現在でも通じるであろう商売に肝心なことのヒントが含まれているかもしれません。

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2019年03月10日

Posted by ブクログ

会社の勉強会で輪読。ドラッカーは、日本の石田梅岩・渋沢栄一・鮎川義介の流れをそのまま書いている。日本人は、ドラッカーより梅岩を読んで欲しい。

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2018年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もう少し、梅岩の考えそのものについて書いてあって欲しかったです。
どちらかというと、企業コンサルタント(?)している著者の考えを、無理やり梅岩の考えを引用しながら説明している本でした。

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2017年02月03日

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