【感想・ネタバレ】第三閲覧室のレビュー

あらすじ

誠和学園大学図書館の第三閲覧室は、大学の正式な施設でありながら、内実は学長の稀覯本コレクションを収めた個人的な書庫と化していた。その室内で有毒ガスを吸い込んだ死体が発見される。事件の背景にあるのは学内の複雑な人間関係か、それとも膨大な数の稀覯本か? 図書館運営主任に嫌疑がかけられるなか、彼の無実を確信する古書店主が事件の調査に乗り出す。第三閲覧室周辺で目撃された謎の女性や奇妙なダイイング・メッセージなど、事件には不可解な点が散見されて……。本に関するさまざまな情報のなかに緻密な企みを埋め込んだ、紀田ミステリを代表する傑作長編本格推理。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全体的に古くさいし、ミステリとしてはなんじゃこりゃ?な感じですが。
その古くささ、というか古びた匂いが本書の魅力だと思います。
「本」にまつわる話が意外に面白くて、結局最後までちゃんと読んでしまった。
ていうか、それのみ?(^_^;)

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2012年03月25日

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