【感想・ネタバレ】ある日、私は友達をクビになった スマホ世代のいじめ事情のレビュー

あらすじ

「自分のどこがいけないんだろう」――。ちょっとしたきっかけからいじめられるようになり、その呪縛から抜けられなくなる子どもたち。スマホを携え、SNSに常時アクセスする彼らにとって、いじめとは学校だけではなくネット上でも毎日24時間続くものであり、対策はますます難しくなっている。ジャーナリストである著者は、ティーンエイジャー3人の事例を徹底検証するほか、フェイスブック本社を取材し「ネットいじめ」の問題について探る。大人が子どもたちのためにできることを考える渾身のノンフィクション。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「教師(学校)側が対応を誤ると最悪の事態になるよ」「Facebook社は学校のイジメ問題に対してそう大きく考えてないよ(子どもだけの空間じゃないから仕方ないのかもしれないけど)」と言うのが大まかな結論か。 でもこれ、アメリカの学校現場でのイジメ問題にとどまらず、日本でもありえることだと思う。あと学校現場じゃなくて大人の世界でも十分考えられる。ただ、何でもかんでも禁止することが解決策ではない気もする。

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2017年04月18日

Posted by ブクログ

いじめについて。いじめている人、いじめられている人、間接的に関与している人…周りの大人、親、行政の事を実例を挙げて詳しく書いてある。じっくり読むと気が滅入る。あとがき近くにどう対処したら良いか、Q&Aが掲載されている。

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2016年11月30日

Posted by ブクログ

アメリカでのいじめについての研究書。
いくつかの実例が挙げられ、いじめの概要、そしてそれがどのように解決されたか、もしくは不幸な終わり方をした例について、その後関係者はどうなったかという分析がなされる。
インターネット以前の世界では、主として学校内で起きる出来事だったいじめが、インターネットというツールを手に入れて、いつでもどこでも行われるものに変容した。
ノルウェーから始まり、アメリカにも伝えられたいじめの研究及び対処プログラムの紹介。
そして、フェイスブック、MySpaceでのいじめ対策についての紹介を含む。
ネットいじめとその対処について割かれているページは多くないが、いじめの全体構造の中で、ツールとして使われていることを考慮すれば、そのくらいの扱いなのかもしれない。が、若干の物足りなさは感じた。

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2014年10月18日

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