【感想・ネタバレ】ニッポンの経済学部 「名物教授」と「サラリーマン予備軍」の実力のレビュー

あらすじ

「京大を蹴って阪大!?」「一橋商vs経」「早vs慶」「Ph.D.の値打ち」「なぜノーベル賞受賞者数ゼロか?」「底辺大は“実務偏差値”を上げよ」等々のトピックから、政策論議にも影響を及ぼす諸学風を歴史的に整理し、経済学の本質に迫る。教育・研究・人材力の観点で、各校の実力を徹底検証。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

経済学部という視点から大学を論じているが、前半は経済学の一流どころの研究者の紹介。そして、後半は、結局のところ、偏差値と同じく昔からのトップ校・一般校・底辺校の序列があるということか。特に目新しさはない。
一方、海外と日本のビジネススクールの対比と学生レベルの違いなども論じられているが、少子化時代のなか大学院重点政策とやらで、旧帝大からトップ私立大学、地方国立大学に至るまで軒並み院生の定員を増やし、いまだ大学=底辺校増設の動きの中で、いわゆるトップ校大学院の功罪については語られていないのが残念。

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2017年03月02日

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