【感想・ネタバレ】日本十六景 四季を旅するのレビュー

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匿名

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 著者は1925年(大正14年)生まれ、2014年に没している。戦中戦後に青春時代を過ごした世代である。
 作者が旅の対象とするのは過去の文人たちの足跡への憧憬である。昔の人の旅に対して、あこがれをもっている。作者はあこがれから各地に赴いているが、そこにあるのは「歴史への回想」である。
 平成も終わり令和に変わったこんにち、隔世の感は大きくなるばかりである。私は古典への憧れがあるので、古典へいざなう作者の文章は示唆にとんでいる。どこも観光地化している現代にて古へのガイドブックになろう。

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2019年11月27日

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