あらすじ
地味な性格で友人もおらず、寂しいひとり暮らしのOL山添亜希子の留守番電話には、伝言が入っていた例しがない。メッセージ有りを示す赤いランプの点滅が見たくて、亜希子は自分の留守TELに自分で伝言を吹き込む、むなしい一人二役の行為を繰り返していた。ところがある日、亜希子をデートに誘う謎の男の声がテープに録音されていた。不安と期待で胸が高鳴る。が、甘い夜を夢みてホテルに向かった彼女を待ち受けていたのは上司の物言わぬ死体だった!
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Posted by ブクログ
再読。
切ない話。
パリに行きたくなった。
2016.6.19
再読。
地味で寂しい一人暮らしのOLが、パリにいるという架空の恋人ロベールを作り出したことから殺人事件に巻き込まれる。切ない話だが、事件解決は面白かった。
2013.11.26
再読。1995年の作品
角川文庫の企画本 ワンナイト ミステリー・シリーズ 290円也
ナイトキャップ代わりに1〜2時間で読める中編推理。
地味で寂しい一人暮らしのOLが殺人事件に巻き込まれるというもの。
140ページしかなく、あっと言う間に読めてしまうが、発想が面白く、ストーリーも推理も読み応え充分。