【感想・ネタバレ】感情の政治学のレビュー

あらすじ

個人が政治の情報を集め、投票先を主体的に、合理的に選択すれば、政治はよくなる――。そのような政治観は幻想に過ぎない。自分の思う通りにならない他者と、人間の非合理性に注目し、政治を組み立て直す。理性を重視する従来のパラダイムではこぼれ落ちてしまう現実の政治を気鋭の政治学者が描き出す一冊。(講談社選書メチエ)

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Posted by ブクログ

行動経済学がむちゃ注目されているように、政治を語るときもそりゃ感情を考慮する必要はあるよなあと思う次第。
どの論考も極めて明晰でシャープ。たぶんすごく難しいことを言っているんだろうけど、記述が本当に論理的だから実に読みやすい。
著者の紹介に「気鋭の政治学者」とあったのは、うんまさにそうなんだろうなあと納得する。

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2016年06月03日

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