【感想・ネタバレ】浪漫邸へようこそのレビュー

あらすじ

下宿は子爵邸、家主はお嬢様!大正ロマン!

大正初期。ある事情から、十六歳で家を背負うことになった貧乏子爵家の長女、紗子(すずこ)。偶然、危ないところを助けてくれた帝大生、伊織(いおり)との出会いをきっかけに、紗子は子爵邸で秘密の下宿屋を始めることになる。早速集まったのは、帝大生と画家と本屋、それに作家と写真屋というなんとも個性的な人々で!? ワケあり子爵家ではじまった、賑やかで優しい同居生活とほのかな恋。美しく密やかに、乙女の恋は花開く――大正ロマン譚開幕!

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

深山くのえさんの新作ということで、はずれはないだろうと買ってみました。「乙女なでしこ恋手帖」と同じ大正時代のお話です。

貧乏子爵家のお嬢様の紗子が父親の残した借金の返済のために質屋を訪れ、たまたま居合わせた帝大生の伊織と出会います。

借金は返済できたけど、今後の生活のために下宿屋を始め、個性的な人たちが住まい、不思議な縁でなんだか楽しい感じがしました。

伊織が自分の従兄の光也に下宿を紹介したくなかったというのは、紗子が光也を好きになったら嫌だって思ったからですよね。紗子の好みとは違ったみたいで、伊織の懸念は払拭ですけど、ちょっと伊織がかわいいかもって思っちゃいました。

気持ちは伝えてないけど、すでに両思いになってそうな伊織と紗子。これは続いて欲しいなぁって思います。
(たぶん、性根の悪い祖母とか父とかが出てきて、ひっかきまわしてくれそうですけど)

0
2014年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読後感良。続くのかな?下宿の面々も個性豊かだからそれだけでも話ができそうだけどね。お父さんやお祖母さんが戻ってきたらそれはそれで一悶着ありそうだ。

0
2014年09月27日

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