あらすじ
最近、子育ての世界では、ほめることは〇、叱ることは×、という考えが主流になっているようです。確かに子どもに自信を持たせ、のびのびと育てるためには、頑張りを認めてほめることは大切です。しかし、何をやっても手放しでほめて、叱るべき時にきちんと叱れないと、子どもの成長にマイナスの影響を与えてしまいます。安易にほめられ続けた子どもは、ほめられないと頑張れなくなってしまう恐れがあります。また、最近は、教師から叱られると、悲しそうな顔をするのではなく、びっくりした顔をする子が増えています。これは、叱られ慣れていないために、反省の仕方や謝り方を知らないからではないでしょうか。本書では、平均以下の子の成績を伸ばすことを得意とし、セミナーなどでも人気の、兵庫県西宮市にある塾の代表が、子どものやる気を引き出す上手な叱り方と、成長を止めてしまうダメなほめ方について、実体験に基づいてアドバイスします。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この手の本は、あまり期待しないで読むようにしているが、著者の失敗例も紹介されていたり、様々な事例を踏まえて、有用なアドバイスが多かった。
最後の章の、子供達が書いた叱られたときの記憶をテーマにした作文には、思わず泣けてくるような話もあった。
本文からの引用
・勉強は社会に出てからも必要なもの