【感想・ネタバレ】マタギ物見隊顛末のレビュー

あらすじ

慶応4年の夏、南部藩の秋田攻めを前に、統領から秋田マタギとの顔つなぎを命じられ、敵領に潜入した大蔵、与吉、多作の3人は、味方の降伏を知らずに敵兵を撃ち殺してしまった……。第1回松本清張賞に輝く表題作ほか、東北を舞台に戊辰戦争に巻き込まれた名もなき男たちの悲哀を諧謔(かいぎゃく)味あふれるタッチで描いた「戊辰牛方参陣記」(第37回地上文学賞)と「勝手救援隊始末」の2篇を収録。

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Posted by ブクログ

『春マタギ』の続編かと思って読み始めたが、独立した作品だった。戊辰戦争に巻き込まれた斗内マタギを描く表題作のほか二篇を収録。埋もれた地方の歴史の断片がマタギという純朴な目を通して描かれている。

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2012年11月27日

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