あらすじ
吉田、岸、佐藤、田中、中曽根から、民主党政権の鳩山、菅、野田内閣まで、仁政の総理、失政の宰相、前内閣の経済政策を問う。好評に応え7年ぶりに大幅増補!
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Posted by ブクログ
今、無職なんで、大学の聴講生やってます。
「経済政策」なんて講義を聴講してまして
その講義の担当教授からご紹介(授業で皆様にね)して
頂いた本です。
「和歌山県出身の総理大臣が一人だけいます、ご存じですか?」
なんて、紹介でしたが、もう少し、テンション高い本です。
(ちなみに、皆様は、正解わかりますか?・笑)
まだ、吉田茂3次内閣ぐらいまでしか読めてませんが、
作者が、政治学専門の方なので、政治方面詳しく、経済政策面は
割とあっさり、紹介しています。
「経済学」って、完全理由バリバリ後付の社会科学なんで、何とでも
言えて、誰かしら、何か変わったこと言ってやろう、という気運に満ちて
います。つまり、わかりづらいは、役立たないは、です。
しかし、この本のように、歴史的事実として紹介されると、読みやすいし、
政治背景的なことは、詳しいので、よく知らない私にはいい感じです。
皆様も、お暇なら、ご一読を
で、答えわかりましたか・笑
Posted by ブクログ
1945年から2012年までの内閣の予算、経済政策、支持率や為替など、さまざまなデータが巻頭にあります。これだけでも、なかなかに興味深いものですが、そうした定量値がメインではなく、その内閣の成り立ちからレームダック化まで触れられています。最近の民主3内閣では、特に、ほとんど経済の話など出て来ません。それは本書の構成上、ではなくて、消費増税ぐらいしか書くこと無し、みたい。
近代日本政治史として、楽しくも腹立たしく読める読み物でもあり、資料集でもある。