あらすじ
「1.5流の存在感の薄い家電メーカー」と揶揄され続けたSHARP。だが今や液晶テレビ「AQUOS」を知らない人はいないと言っても過言ではない。8年でトップブランドに躍進したその脅威の戦略とは?
【主な内容】
第1章 オンリーワン経営とは何か
第2章 企業ブランドを高める宣伝戦略
第3章 メディアの常識を破る宣伝展開
第4章 和の力を結集するための社内改革
第5章 これからの時代を読み解く新しい発想
第6章 未来のオンリーワン・ブランドを求めて
第7章 オンリーワン社員のつくられ方
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ブランド戦略に限らず、社会人として備えるべき考え方・立ち振る舞い・仕事術などいろいろなヒントがちりばめられた本。
ブランド戦略については個別の製品の宣伝ではなく、全社視点でのメッセージを質と量の視点から、確実に届けていくことを説かれていました。必要なときにすぐ見返せるようにしたい本です。
Posted by ブクログ
2010年に書かれた本
「20世紀に置いていくもの、21世紀に持っていくもの」という広告で有名になったシャープAQUOS。
どのようにしてブランド力を育てたのかを、元ブランド戦略推進センター所長の北田秀人さんが書いた本
1.オンリーワン経営とは何か
2.企業ブランドを高める宣伝戦略
3.メディアの常識を破る宣伝展開
4.和の力を結集するための社内改革
5.これからの時代を読み解く新しい発想
6.未来のオンリーワンブランドを求めて
7.オンリーワン社員の作られ方
「まずは中の上を目指す」という言葉がとても印象的だった。
液晶TV AQUOSに注力したシャープの2012業績がとても悪いが日本のTVメーカは今後、TV市場から撤退するのだろうか。
撤退しないで欲しいですね。
Posted by ブクログ
2000年以降、シャープを8年で日本のトップブランドに押し上げた宣伝部長が語る、企業ブランディングのあり方についての一冊。
なにしろまず、熱意がすごい。
行動力がすごい。
執念がすごい。
そこが基本なんだなって思いました。
それさえあれば、目標を実現するための手段は血眼で考えられるし、
人もついてくる、動かせる。
精神論以外にもたくさんのブランディングエッセンスが、当時のリアルなやり取りや思考とあわせて描かれていますが、個人的に心の残ったのは、やっぱり心意気でした。
Posted by ブクログ
AQUOSの根本的なコンセプトが知りたかったのだが、AQUOSブランドを広めた経緯が中心に書かれていて当初の目的には合わなかった。
本を読んでいるとシャープの液晶に対する熱意や愛が伝わってきて、何とかせにゃならんという気持ちになるから不思議だ。
個人的には「オンリーワンは創意である」より好きです。
Posted by ブクログ
セカンドの位置から物事を見ており、トップの考え方や想いが客観的に伝えられ面白かった。
シャープのAQUOSは、初期の14型を買った事がある。スリムでデザインも良かったが、高価であった。しかし、買ってしまった。
このブランド戦略にはまったんだろう(^-^)
ブランド戦略は、トップの明確なビジョンと固い意識、また続けるチカラ、続ける資金が必要だ!小さな会社でも(我が社)でも、資金を除いては出来る、とおもう。
作者の北田も努力されたのだろう。