【感想・ネタバレ】不思議の国の千一夜（２）のレビュー

曽祢まさこ

「ねえヘンデク、どうしてぼくは女の子なんだろう」――いつか王となる日のために、男として育てられてきた「王子」セブランは、自由を求め、運命の神馬・ヘンデク＝アトラタンとともに冒険の旅へいざ出発！ そんな折、秘密を知らない隣国アルンハイムのミルテ姫に求婚されてしまったから、彼（？）の苦悩は止まらなくなって……。ナルシストの暗殺者に、一つ目巨人に、人食い虎まで大暴れ。ファンタジーいっぱいのロマンティック・コメディ、第2巻！

[ハーブティ · ★★★★★]

おもしろい！

主人公が明るくて溌剌としてて思いやりがあって優しくてお人好しだけれどしっかりしててギャグとしてもファンタジー冒険としても面白いです。以下はネタバレ含む内容ですが、ヒロインの子との関係が進み始める中で、男として生きている自分が本当は女だという事実に向き合わざるを得ない心境の変化が見られて良かったです。

＃笑える ＃胸キュン ＃タメになる