あらすじ
「なんてひどいこと口にしてしまったんだろう」「こんな性格直したい」。強くなりたい!……けど、どうにもならない。自信なんかもてやしない。人は他人ばかりか自分をも嫌う。「オレは最低だ」と責める。へこむ、おちこむ、滅入る……いつしか心は荒んでいく。いったい、なんのために?ところが見よ、自己嫌悪とは無縁の「自分様」がいるではないか。羨ましいか? でも「まとも」な人よ、思い上がるなよ。せっかく自分に嫌われたのだ、不安な心をごまかすな。決められるのは自分だけだ! 動かなければなにも変わらない。[なぜ? なぜ? なぜ?]なぜ自分がだめだと落ち込むのか。なぜわざわざ自分で自分を嫌うというなんの利益にもならないことをするのか。なぜ金がなくなると気持ちが逼迫するのか。なぜ同僚が出世するとおもしろくないのか。なぜ失恋すると悲しいのか。人からバカにされるとなぜ腹が立つのか……これらを最後で受け止めるのは「心」!
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Posted by ブクログ
この本、そういえばまだ読書にはまっていない時期に、勢古さんのこともまだぜんぜん知らない時期に、タイトルで買ってた、そんなことを思い出した。
せっかく自己嫌悪したんだ、ひとつだけ強い自分になっていないと自分に申し訳が立たないじゃないか。そんなふうに思って、勢古さんはこの本を書いたんじゃないかと思う。
Posted by ブクログ
内容はこれまでと変わらない、というより一貫していると言うべきか。でも、その考え方は嫌いではない。とくに「好かれてたまるか」は何度も読み返すと思う。
Posted by ブクログ
タイトルの「自己嫌悪」というより「心」について、思うがまま感じるがままに書き散らかした印象。むしろ他の本の引用部分の方が頭には残るが、まぁこんな考え方もあっていいよね、とは思う。執筆当時58歳らしい筆者の口調が砕けすぎていて面白い。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「なんてひどいこと口にしてしまったんだろう」「こんな性格直したい」。
強くなりたい!…けど、どうにもならない。
自信なんかもてやしない。
人は他人ばかりか自分をも嫌う。
「オレは最低だ」と責める。
へこむ、おちこむ、滅入る…いつしか心は荒んでいく。
いったい、なんのために?
自信なんかなくていい。
強くなんかならなくていい。
でも、変わることはできる!
心が荒んで自分を失ってしまう前に「人間のクズ」にはならないために。
[ 目次 ]
第1章 ちょっとだけ自己嫌悪…(嫌悪のオーラ;感情が損傷を受ける ほか)
第2章 ほんとうにこんな自分がイヤだ!(人生を楽しめない;自己嫌悪のグラデーション ほか)
第3章 自己嫌悪ってなんの話だ?(自己嫌悪なんか生涯無縁に見える人;極悪からNPOへ ほか)
第4章 もう自分で叱っておいたから―自分を救う技術(「わたしはブンヤではありません」;みんな権限が欲しい ほか)
第5章 自分で自分を認められない(他人を認めない者;認められないバアサンはいやがらせをする ほか)
第6章 人間の心(なぜ?なぜ?なぜ?;すべては心である ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
タイトルが目に付いたものの、購入を決めたのは章扉の絵。
ちょっとムラがあって、その落差も大きいけど、楽しんで読めた。不意打ちのようなネタが悔しい。