感情タグBEST3
Posted by ブクログ
青春。
ぷんぷん匂う、高校生の男の子の正しい青春。
気持ちが清々しくなる。
優しい両親、ちゃんといいものをいいと認め合える友達、本人にとっては大問題の見栄、童貞問題、そして女の子。青春ってこうでした、と思える素敵な小説。
ところどころ、初めて知る高校生の男の子の世界に苦笑したり吹き出したりしながら読む。明らかに女の子とは違う青春がそこにあった。
こういう小説が書けるみうらじゅんさんという人の優しさを感じた。
Posted by ブクログ
映画と共に一番好きな作品。現実を離れこんな島があったらいいなと思う隠岐島。映画には大好きな峯田和伸・リリー・フランキーさんが出ていて私にとっては贅沢なメンバー。とにかく見て欲しい作品です。
Posted by ブクログ
みうらじゅんの自伝的小説。
ある種、これが本物の青春小説だよなーと思う。
高校生くらいの思春期真っ盛りの男はどうしようもなくバカである。だからこそとてつもなく愛おしい。間違いなく僕にもそんな時代があったなぁ、と。
大人に憧れて、ちょっと背伸びして、でもやっぱり子供で・・・。
酒とか煙草とか音楽とか女の子とか。もうそれしか頭になくて。
ページをめくるたびに共感して、あれこれ思い出して苦笑いする。
使い古されたベタな表現だけど「甘酸っぱい青春」がそこにあるのです。
Posted by ブクログ
これってみうらさんの自伝をちょっと脚色したようなもんだよな?
煩悩だらけのくせに、実際はどこまで純粋なんだキミタチ!!(笑)
あの頃はちょっとの冒険で、ものすんごい大きなものを得られる。はみ出したかったらはみ出せ!って言いたい。
できることなら、いつまでも、その青春のもやもやと勢いを、心のどこかに持っていたいと思う。
Posted by ブクログ
自分で体験出来なかった、男の子たちのキラキラが詰まっている。
今の子たちとはまた違うんだと思うけど、私はこの時代の男の子たちが好きだ。
楽しくワクワクしながら読めました。
Posted by ブクログ
映画化されたのを知って、映画は見ずに本を読んでみました。
仏教系の高校に通っていた人にとっては、意味のわからないお経の合唱や、仏教のテストの情景が頭に浮かぶので2割増で楽しめる!
しかも男子校だったならさらに2割増し。
そういう境遇だった人は読まないともったいない!
たぶん、映画は面白くないやろなー。
Posted by ブクログ
最高です。とにかく最高です。
最近読んだ本(真面目な本もそうでもない本も全部ひっくるめて)の中でも、ダントツの一等賞です!
自分の青春時代が一気に思い出され、赤面しながらも一心不乱に読んでしまいました。男なら誰でも共感できます。
馬鹿だったなぁ・・・俺
Posted by ブクログ
おもろくない本なんか読んでちゃいかん!
人生浪費するほど余裕なんてねえだろ
くすりとすること一切なくともおもろい本は、
あることはあるがなかなか稀であるわけで、
とりあえず笑えるということは
それだけでとても意味ある、おもしろい本だと
私はみなすのです
映画化一円波及活動〜な商業に乗っちゃう感はやや悔しいですが
それでも「買ってよかった」な充足感
みうらじゅんはやっぱすげえね、
崇拝してしまいそう
Posted by ブクログ
青春に仏教がちょっかいを出してくるところ、おかんがバヤリースを持ってくるところ、じいちゃんの葬式でデートがキャンセルになるところ。すべてがくすぐったく、愛おしい。
Posted by ブクログ
そこには間違いなく青春がありました!初めて読んだけれど青春モノサイコーです。小さな旅に初めて出た日を思い出し、色々なら期待があったなぁとノスタルジーに浸る場面もあり、仕事に疲れた大人にオススメかもしれません。
Posted by ブクログ
みうらじゅんをあまり知らないまま、くるりが好きだからーという(とはいえ別に映画観てないけど)理由でなんとなく読み始めた1冊。ところがところが、こんなにもワクワクしちゃうなんて!!!私が男の子に産まれたら…こんな青春時代を送っていたのかな?男の子って、いいな~と思っちゃった。
Posted by ブクログ
ばかばかしくてそしてちょっとだけ切ない。
青春ってそれに尽きる!と思わさせられる本。やっぱり高校時代に変な文系男子だった人が書いた本はおもしろい。
きっとこれから暇な時にたま~に読みかえすと思う。
Posted by ブクログ
何てすがすがしい青春小説なのだろう。著者に対しては『プロの変態』としてリスペクトしていたが、このような良書を出されているとは知らなかった。ボブ・ディラン聴き直してみる。
Posted by ブクログ
主人公“イヌ”は仏教高校1年生。
ロックや不良にあこがれながらも平凡な日々を送る。
そんな中「フリーセックスができる島」という噂に乗り、
友人2人とともに島を訪れた。そこから彼らの夏が始まる。
1970年代半ばに青春時代をを迎えた人ならまさにこの物語のストライクゾーンの読者だろう。
私はずいぶん後の世代だが、それでもその時代の雰囲気が
伝わってきて楽しかった。
文章が独特で、初めは少し読みづらかったが、読み進めるうち
ページをめくる手が止まらなくなる。
思春期の頃のバカバカしい会話やノリがおもしろかった。
Posted by ブクログ
親父は新聞を机に置いて、ゆっくりと立ち上った。そして、鴨居に掛けたスーツのポケットからサイフを取り出し、
「これでメシでも食うて来い、そんであの人見送って帰ってくるんやで」
と言った。
「あ・・・・・・ありがとう」
親父に感謝した。
Posted by ブクログ
青春デンデケデケデケ と似たような感じかなぁと思っていたのだが、どうもそこまで書き込まれていたわけではなく。
どちらにせよ、読むべき時機を逸してしまった本だろう。
いまとなってはもう遅過ぎて興味もクソも。
ああ、みうらじゅん、好きなんだけどもな。
Posted by ブクログ
映画化されていたのを覚えていて、名前は知っていた。
冒頭の「ホーネン!ホーネン!」の斬新な響きに心ひかれたけれども、物語自体はちょっと若過ぎて自分にはついていけなかったなぁ。青春の勢いを感じたい時に読みたい本。
Posted by ブクログ
内容を全然知らなくて、ただ題名だけきいたことがあったので、なんとなくよんでみた。週末の夜だったので、2日で読み終わったしまった。
青春という言葉には、なぜか寂しさも残る。もう戻れないからかな。
他人の青春なのにうざくないし、ただのバカで終わっていない気がする。
Posted by ブクログ
これは昭和の青春の書だ!!
昭和の時代、若者は夏になると島に行ったのだ。
関西では隠岐島なのかもしれないが、関東の我々は神津島に行ったのだ!
まさにフリーセックスを求めて。
そしてもちろんそんなものはあるはずがないのだ!!
さらに懐かしい響き。 YH。ユースホステル!
確かに会員になりました。
そしてそして、学園祭でのギター演奏。しかもオリジナル入り。
なんて我々の青春そのものをトレースしているんだ!!
出だしの「ホーネン。ホーネン。」の合唱には、チョット引いてしまったが、この話し自体は、青春そのもの。
酸っぱすぎる懐かしの青春なのだ!
Posted by ブクログ
男子高校生たちの青春。
何をそんなアホな…ってことで悩んだり真剣になったり。
早く大人になりたくて、強がったりカッコつけたり。
結局は女の子にもてたいってのが一番根底にあったり…笑
Posted by ブクログ
ゴイステの「○○ソーヤング」を思い出した。
そこへ行けば…
大人の階段を上れる
夢の島…
仏教系男子校に通う青春野郎たちの甘酸っぱい…てかしょっぱい日々。
Posted by ブクログ
中学生は、人生の中で一番救われない季節だけど、高校生というのもなかなかどうして救われないものである。
僕のような、中途半端高校生だった方はお分かりになるかと思うけど、中途半端がいちばんしんどい。だけど、なんとかしていくしかない。
イカ臭さを常に漂わせていたあの3年間は、もう忘れてしまいけど、この先思い出したときは、きっと良い季節だったと思うんだろうなあ。
だって、一番むちゃくちゃだったけど、一番輝いていた季節だったとやっぱり今の僕でも思うんだから。
僕も、フリーセックスの島に行ったら、どこか変われたかもしれなかった。
青春小説の名作である。