【感想・ネタバレ】あばれはっちゃく ‐ワンぱく編‐のレビュー

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Posted by ブクログ

今読んでもまるで古びていない。長男に読ませたら絶対気に入るはずだけど、せっかくだから、まずもう少し年少者向けのものから薦めてみることにした。それにしても、山中恒を読んでいて一番強く感じるのは、でてくる大人が子どもとちゃんと戦っていること。子どもの気持ちを包容力をもって受け止めるとかいうのではなく、迷惑だと思いつつも、無視するのでもなく、おなじ土俵で戦っている。ラストのひとみちゃんのセリフ、「いじわるなおとなになりたい」っていうのは、そういう大人と子どもの葛藤をライフテーマで描いてきた山中恒、一流のメッセージなんだなあとあらためて感じた。

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2015年04月03日

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