あらすじ
やさしい涙があふれて止まらない物語。
いま、30代の主婦を中心に爆発的に広がっている感動ストーリー集。
「おばあちゃんと食べた思い出のお寿司」
「しわくちゃになるまで大切にしていた肩たたき券」
「カメラを質に入れて精一杯のお誕生日会」など、
心温まる31の誕生日ストーリーを集めた本です。
「泣いてしまうので、電車では読めません」という声多数。
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Posted by ブクログ
誰にでも一年に一度、平等にやってくる「おめでとう」な日。
それは、誕生日。
子供の頃は親や友達にお祝いしてもらう特別な日だったように思えるけれど、いい歳をした大人になった今は、まず産み育ててくれた親に、そして自分の周りの人々に感謝する日だと、個人的に思っている。
もちろん、いくつになっても「おめでとう」とお祝いされる
のは嬉しい。
この本には、誕生日にまつわるエピソードがいくつも収められているけれど、人の数だけ、思いの数だけ、素敵な話は特別な誰かにだけでなく、生きとし生ける全ての人にありそう。
こういう本を読んでいると、とても幸せな気持ちになる。
私には子供がいないけれど、特に親子間の話では涙が止まらなかった。
子供が立派にならなくても、親はただわが子が元気でいてくれるだけで、それでいいんじゃないか、というくだり。
帰省中の実家で読んだこともあり、ツボでした。
親の愛って、どこまでも深く尊い・・・。
また続編なり、こういう本が出たら読みたいなという今後への期待をこめて、★は4つ!
すごく素敵な本でした。
自分探しの旅に出て迷子になってる人や、どうしようもなく自己嫌悪に陥っている人、人間不信気味の人に是非オススメします!
生きてることがどれだけありがたくて素晴らしいことか、思い出させてくれます。