あらすじ
シンプルでセンスある暮らしぶりにもファンが多い料理家の渡辺有子さん。毎日を快適に過ごすための衣食住のマイルールを写真とともにつづる一冊。30代半ばを過ぎて、家にいる時間もいいものだと感じるようになってから、居心地のいい家とはどういうもの? と考えるようになったと著者は言います。そして、たどりついたのが、「すっきりと暮らすこと」。「一日のはじまりは部屋をととのえてから」「洗濯と掃除」「キッチンツールは素材ごとに」「食器棚はシーン別に」「長く使える道具」「いつもの調味料、便利な常備食材」「さっと出せる前菜のアイデア」「手土産リスト」「旅と食」「バスタイムとスキンケアグッズ」「アクセサリーはシンプルなものを」「気分転換の方法」といった、暮らしの中で大切にしていることを、語っていただきます。ストイックにならず、毎日続けられる程度のゆるい決まり事の数々。快適に暮らすヒントがあちこちに散りばめられています。
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Posted by ブクログ
穏やかで、背伸びせず、粛々とした清潔感あふれる、丁寧な暮らしぶりが書かれた良本。筆者の「ゆるい決まりごと」をただ淡々と綴った内容ですが、私は共感出来る部分が多くて、とても好きな一冊。果物を飾ること。花は一種類だけ。ごみ箱もティッシュも美しくないものは最小限に。調味料もコンロも常に拭きながら。和食器は一晩乾かしてからしまう。その日その時に食べたいと思ったものを作って食べる。どれも地味だけど、しっかり地に着いた自分と向き合い、暮らしを紡いでいく様が本当に素敵。
Posted by ブクログ
「朝、起きてから大半を家ですごすことになる一日のはじまり。」
という冒頭の文章にひかれて読みました。
この本のとおりにていねいに過ごすのは無理ですが
無理しない範囲でていねいに過ごしたいなあと思います。
Posted by ブクログ
まず、写真が魅力的だ。
こんな生活してみたいと思ってしまう。
丁寧に選ばれた生活用品の数々、物事の考え方、「うん、うん」とうなずきたくなる点が多々あった。
「すっきり、ていねい」な生活に近づくためにも、せめて「衝動買い」を控えてみよう。
「すっきり、ていねい」を念頭に置いて生活していたら自然とそういった生活に近づけるかな。